スカニアの名称は、キャブ+パワーコードを表す。R410ならばRキャブで410PSのエンジンを搭載しているという意味だ
スカニアの4×2トラクタ。前輪には315/70R 22.5の大径タイヤをはく
トラクタ車型は旧型モデルから前後総輪エアサスが選択可能。ヘッド単体で回送時に荒れた路面を走行した際のショックも旧型と比べてかなり低下
新型は旅客機の室内のような収納スペースは計6個となった
ベッド下の引出しも容量アップ。手前は冷蔵庫でプラス10℃からマイナス15℃の冷凍まで設定可能。コンソール上の平面は小物を置くのに便利
トラクタ専用設計の広いベッド幅は80cm! さらに約20cm拡幅できる仕掛けがある
スカニアのドアスイッチ。ヘッドランプスイッチ&レベライザー、ミラー調整スイッチなどが備わる
ドアスイッチは雨の日の開閉時に濡れてしまう。雨滴を吹き飛ばすために、運転席右脇にエアーダスターを装備。車内の清掃にも役立つ
エアサスはリモコンのほか、インパネ右側のボタンでも操作可能。エアサスの高さはインパネにも表示され、段差乗り越え時などに非常に便利だ
オーディオとエアコン。大型ディスプレイのオーディオはiPhoneと連携が可能。オーディオの「音量」は左のダイヤル、エアコンの「風量」は右のダイヤル。「強さ」という括りで統一感が欲しかった
スカニアは日本国内でもよく見るようになったが、世界中でよく売れているトラックである。マルチディスプレイは世界の言語で設定が可能
Rキャブとフルフラットフロアを実現したSキャブ。欧州ではSキャブはさらに背高だが、日本の法規内に収めるため3.8m以下になっている
こちらはローエントリーモデルのPキャブ。車高が低いため、乗降性が高い
日本では、RシリーズとSシリーズの全高はほぼ同じだが、最上級仕様のSキャブの足場は4段となる
いっぽうRシリーズはフロア高が低いため足場は3段。SキャブよりもRキャブのほうが室内高が高くなっている
フルフラットフロアを実現したSシリーズ
Rシリーズのエンジントンネル部の段差。おおよそ15センチくらいだ
新型は上質感を増した内外装とともに、豊かな低速トルクやAMTのスムーズな変速などスカニアらしいパワフル且つ緻密な制御が印象的