日本のみならず世界で「女性はクルマの運転が下手」という根拠のない主張がまかり通っているが、このたび、延べ2200万件に上る米国のトラック検査記録を分析した論文が発表され、トラックの安全運転におけるジェンダーギャップが明らかになった。
それによると「労働時間」と「安全運転」の両方とも、違反する可能性は男性のほうが高く、先の主張とは真逆の結果となった。少なくともトラックに関しては「女性のほうが運転が上手」といえる結果であり、伝統的に男性社会とされる業界のあり方にも一石を投じる結果となった。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/Daimler Truck AG
コメント
コメントの使い方