大雪によるトラックの立往生を何としても減らしたい! 物流ストップを招くスタックからの緊急脱出用具を国交省が募集中!

大雪という「危機」の認識を

 日本全国の3割以上の地点で過去10年間に積雪の深さが観測史上最高を更新している。局所的な大雪も発生しており、雪の降り方自体が変化しているのは間違いない。

 また、ネット通販の急速な拡大による輸送の小口多頻度化や、工場における在庫確保のスタイルの変化など、物流の現状も変化している。こうした変化に柔軟に対応できるトラック輸送は、今や国内の貨物輸送全体の9割を占め、企業も消費者も道路交通への依存を高めている。

 さらに、コロナ禍により人々の生活や行動様式は大きく変化したが、トラックドライバーはエッセンシャルワーカーと呼ばれ、緊急事態宣言下でも物流は止まらなかった。コロナ禍を経てトラックによる貨物の取り扱い量はむしろ増えた。

 そのため大雪による車両滞留の影響がこれまで以上に大きくなっている。安定的な物流を確保するためにトラックは止められないという実情を鑑みれば、トラックドライバーだけでなく、荷主企業や一般消費者も、大雪を「危機」として認識することが重要となる。

 台風の接近時に鉄道が計画運休することに対しても最初は批判が多かったが、今では社会に浸透している。人々の生活を支えるトラック輸送を止めないために、大雪時の物流のあり方について、社会全体で広くコンセンサスを形成して行く必要がある。

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