チョットだけよ~! 最新「フルロード」コロナに負けるな! 第6報
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コラム
次世代トラックの本命? 燃料電池トラックを巡る動きを追って
ここにきて近い将来の実用化が期待される水素燃料電池(FC=フューエルセル)トラックに関するニュースが相次いでいます。今年1月15日にいすゞ自動車と本田技研工業の子会社である本田技術研究所がFC大型トラックの共同研究契約を締結したのは前号でお伝えしましたが、3月23日にはトヨタ自動車と日野自動車がFC大型トラックの実用化に向けた共同開発を発表。続く26日には三菱ふそうトラック・バスがCO2排出 削減に向けた取り組みを強化し、2020年代後半までにFCトラックを量産化する計画を明らかにしました。さらに4月21日にも世界1位と2位のトラックグループであるダイムラートラックとボルボグループがFC事業の合弁会社を設立するという大きな動きが……。すでにイヴェコを擁するCNHインダストリアルは米国の二コラ・モーターとFC大型車開発の独占的戦略提携を結ぶなど、メーカーの垣根を越えた態勢づくりは確実に進んでいます。世界は燃料電池トラックへと舵を切り始めています。そんな次世代トラックの「本命」を巡る動きを追いました。
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