チョットだけよ~! 最新「フルロード」第28号 今号も面白くてためになるぞ! そだね~ そだね~ 第10報
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コラム
北米から届いた次世代電動トラックの話題を追って
世界をリードする先進的なトラックというと、どうしてもヨーロッパのトラックに注目が集まってしまいますが、ここのところ北米からも「おおっ!」というような次世代トラックのニュースが届いています。まずは、イーロン・マスク氏が率いるテスラからは、昨年11月に発表されたクラス8のEVセミトラクタ「テスラ・セミ」。クラス8、すなわちGVW33001ポンド/約14969㎏以)の電動大型セミトラクタで、4つのモーターで後2軸の4輪を駆動するもの。発売は2019年からと謳っています。同様のクラス8のEVトラックは、一足早く新興の二コラ・モーターも発表しています。「二コラ・ワン」(スリーパーキャブ)と「二コラ・ツー」(デイキャブ)で、パワートレーンはボッシュと共同開発するとのこと。こちらは2021年までに発売する予定とか。さらにトヨタ自動車も次世代トラックに名乗りを上げています。同社の北米事業部は水素ステーション付き燃料電池発電所や燃料電池(FC)大型トラックの実験を手掛けており、このうちFC大型トラックは、クラス8のケンワースT660セミトラクタのシャシーに「MIRAI」のFCスタック(発電機)2基を搭載したもの。さらにトヨタ自動車は、今年1月にラスベガスで開催 された「2018インターナショナルCES」において、移動、物流、物販など多目的に活用できるモビリティサービス(MaaS)専用の電気自動車の習作「トヨタeパレット・コンセプト」を発表しました。クルマは今、100年に一度の大変革の時代を迎えていると言われていますが、商用車も乗用車以上に変化が求められる時代がやって来ているのかもしれません。時代に取り残されないよう勉強しなくっちゃ!
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