チョットだけよ~! 最新「フルロード」第27号 行くトラ 来るトラ 一年の締め括りだい! 第6報
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コラム
遂に動き出した連結全長25mのダブル連結トラック ヤマト運輸が導入した「スーパーフルトレーラ25」の実際
かつて日本のトレーラ化を阻んでいるのは、「硬直化した法規制と行政である」なんてことが指摘され、業界の先人たちは日本のトレラリゼーション推進のため長らく闘ってきた歴史があります。それを思えば、まさに隔世の感あり! なにせ連結全長25mのダブル連結トラックの普及促進の旗振り役は、今や国土交通省などのお役所というんだから、時代は変わった……。むしろ、トラック運送事業者のほうが導入に「及び腰」と揶揄されるくらいですが、いえいえ、遂に遂に25mフルのダブル連結トラックが動き出しました! その一番手が宅配最大手のヤマト運輸です。ヤマト運輸は10月5日、大阪府茨木市に竣工した次世代物流ターミナル「関西ゲートウェイ」の開所式を開催しましたが、同時に初めて導入した連結全長25mのフルトレーラ「スーパーフルトレーラ25」を公開。同車は国交省が実用化を目指す「ダブル連結トラック」の枠組みをフル活用し、1セットで大型トラック2台分の積載ボリュームを誇る国内最長の連結全長25mを実現したもの。フルトラクタはいすゞ自動車、フルトレーラは日本トレクスとそれぞれ共同開発。すでに「ダブル連結トラック」実証実験への参加と並行し、関東・中部・関西の主要都市間を結ぶゲートウェイ間における多頻度幹線輸送を開始しています。今号のレポートでは、この迫力の「スーパーフルトレーラ25」の全容を余すところなく網羅するとともに、日本梱包の連結全長23mのダブル連結トラックの最新情報もお伝えします。日本のトレラリゼーションは今、ダイナミックに変貌を遂げようとしています。その大きな潮流をぜひ本誌で実感してください!
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