チョットだけよ~! 最新「フルロード」第27号 行くトラ 来るトラ 一年の締め括りだい! 第5報
/
コラム
合理的な造りを極めた世界の特装車たち そのニュートレンドを一挙掲載 !
トラックの架装部分を「トラックボディ」なんていいますが、このトラックボディは大別して2種類が分かれます。カーゴ系と特装系です。もちろん、ざっくりした分け方で、たとえば冷凍車なんかはカーゴ系に属するという意見が大勢を占めていますが、「いや、あれは特装車に類別すべきだ」と主張する人もいます。また、特装車といっても、レントゲン車とか放送車などの類いは特種車(とくだねしゃ)というジャンルで、特種車の専門メーカーも現に存在しますし、さらに「一品もの」なんていう、基本的にワンオフの車両もあり、こちらを得意にしているメーカーもあります。ことほどさようにトラックボディは複雑かつ多岐にわたるわけですが、キャップなんかは「だからこそ面白い!」なんて思っちゃうわけですね。だって、トラックのボディだから、どんな奇抜な格好をしていても、そのカタチには当然のことながら必然性があるわけで、そこには突き詰めた機能美が感じられるんじゃないかと思います。その辺が奇をてらったような気持ちワルいカタチの最近の乗用車(特に名を秘す)とは全然違うところで、機能美というバックボーンがあるからこそトラックのカッコよさには厚みが感じられるんだと思うんですよ。デザイナーの独りよがりのような薄っぺらいカタチの最近の乗用車(さらに名を秘す)なんか、あっち行け、シッシッ!
そこで「世界の特装車」です。不定期掲載ですが、世界にはまだまだカッコいい特装車が存在するので、今回でパート6。「世界の特装車」はまずはカタチから入って、カタチを愛でるのがお勧めです。日本の特装車は奥ゆかしくどこか遠慮しているところがありますが、合理的な造りを極めることだけを追求した世界の特装車には、それこそ(恥も外聞もなく)やらかしちゃった! といってもいいくらいぶっ飛んだ機能美が溢れ、思わず「ウ~ム!」と唸っちゃうような超カッコいいクルマが存在するのですよ。そんな「世界の特装車」の世界(ン!?)にようこそです!
コメント
コメントの使い方