チョットだけよ~! 最新「フルロード」第27号 行くトラ 来るトラ 一年の締め括りだい! 第4報
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コラム
復活した日本の林業を支えるスゴいヤツ! 林業機械展レポート
11月19日・20日の両日、香川県坂出市の番の洲臨海工業団地で「2017森林・林業・環境機械展示・実演会展」が開催されました。この通称「林業機械展」は、一般社団法人林業機械化協会の主催で昭和56年から各県持ち回りで開かれているもの。日本は世界でも有数の森林国ですが、木材自給率は平成14年には18.8%まで落ち込み、圧倒的に輸入材に頼っているのが現状でした。しかし、日本の宝である森林資源の有効活用の機運が高まり、今日では34.8%まで回復。日本の林業は今、改めて成長産業として注目されています。こうした中で開かれた今年の林業機械展には、業界関係者が多数来場するとともに、林業機械のダイナミックなデモンストレーション目当てとおぼしき一般来場者の姿も多く見られました。伐倒・枝払い・玉切り(丸太
を切ること)・集積作業を一貫して行なう自走式のハーベスタ(=伐倒造材機)、集材された材の枝払い・測尺玉切り・集材作業を一貫して行なう自走式のプロセッサ(=造材機)、木材を吊り下げて地引き集材するスキッダ(=牽引式集材機)などの高性能な林業機械の実演は、確かに迫力満点。トラック分野では、やはり林業クレーンを搭載した車両が主役で、3Dゴーグルとジョイスティックで、キャビンに居ながらにして林業クレーンを操作するカーゴテックジャパンの大型トラックなど、非常に見応えのある展示会でした。
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