チョットだけよ~! 最新「フルロード」第25号・怒涛の新車ラッシュだ! 第8報
/
コラム
まさに「攻めのフルチェンジ」 21年ぶりに全面改良された三菱ふそう新型スーパーグレート
三菱ふそうのフルモデルチェンジも力が入っていました。大型トラック「スーパーグレート」のフルモデルチェンジは21年ぶり。事前試乗会、事前撮影会を経て、5月15日、千葉県浦安市のエクセル航空の浦安ヘリポートという異色の発表会場で正式にアンベール。
新型スーパーグレートで注目されるのは、ダウンサイジングエンジンの採用とAMTを専用化したことです。エンジンはこれまでの12808㏄の6R10型に換えて10675㏄の6R20型、7697㏄の6S10型を搭載。組み合わせるギアボックスは全て12 段AMTの「シフトパイロット」とし、マニュアルは設定されないという思いきりのよさです。商用車のAMT装着率は高まる傾向にあるとはいえ、GVW 25t級大型車に於ける100%の専用化は世界的に見ても珍しい。さらに今回のフルモデルチェンジは、パワートレインにとどまらず、安全装備を中心にダイムラー・トラックグループの持つ先進技術を積極的に導入し、グループのメリットを活かしながら商品力を向上させた内容となっています。発表会の席上、M.リストセーヤ社長は「今回の発表は三菱ふそうが日本市場において再びリーダーシップを担うための試金石になる」とトップシェア奪還に向けた決意を表明。新型スーパーグレートの意欲的な内容からは同社の自信とやる気が伝わってきます。
コメント
コメントの使い方