チョットだけよ~! 最新「フルロード」第22号・秋の大収穫祭だ! 第11報
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コラム
ライト建設の220t大型プラントの構内輸送に登場した
本邦初「アロクスSLT」とサイド・バイ・サイドのモジュラートレーラ
今号の「超重量物輸送の世界」は、もう「見た目のインパクトありすぎ!」であります。これは、兵庫県加古郡でライト建設が行なった「コールドボックス」と呼ばれる海外向けの大型プラント設備を工場建屋から運搬船の待つ数百メートル先の岸壁まで運ぶ構内輸送の1コマ。大型プラント設備は、重さ220t、長さ21.5m、幅9.7m、高さ6.3mの超大物。これを運ぶトレーラは、ライト建設ご自慢のゴールドホファー社製THP/SL型モジュートレーラで、これはあらかじめ荷台や車軸が一体化(モジュラー化)されたユニットを積み荷の形状や重さにあわせて自在に組み合わせることが可能なトレーラのこと。今回は幅広い積み荷をより安全に運ぶため、6+3+6の15軸編成のトレーラを横に2台連結した「サイド・バイ・サイド」仕様が選択されました。そして、これを牽引するのが日本初上陸のメルセデス・ベンツの重量物運搬用トラクタ「アロクスSLT4163」で、同社は日本未発売ながら、ライト建設が独自に導入したもの。まだピカピカの新車であります! もう1台のトラクタはメルセデス・ベンツ「SK3850」で、今回はこの2台を前後に配置してトレーラを動かしますが、メインはあくまでもアロクスSLTによる「牽引」で、SKは万一に備えたサポート役という位置付けとか。この超重量物輸送の現場の様子はたっぷり本誌でご覧いただくとして、こういった「超重量物輸送の世界」を見ると、トラックの可能性というのはまだまだ無限に拡がっているんだなということを改めて感じます。これはスゴい!
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