あのハマダユキオさんの晴れ舞台 ブリヂストン「技能グランプリ」に行って来ました!
本来は「チョットだけよ~!」のネタにすべきことじゃないんだけど、あまりにもタイミングがいいので「チョットだけよ~!」にブチ込んじゃいました。「フルロード」第18号のハマダユキオの「タイヤレスキューの新現場報告」は、タイヤマンの祭典、ブリヂストン「技能グランプリ」にハマダさんが挑戦するという話で、地元の千葉大会を突破し、関東大会へ! ここで、なんと7位を獲得し、ギリギリ滑り込みセーフで、「技能グランプリ」全国大会に出場が決定したというところで、今回の稿を終えています。
実は昨日、その「技能グランプリ」全国大会が開かれたのですよ。場所は、新富士駅近くの「ふじさんめっせ」。ハマダユキオさんの晴れ舞台とあっては是非とも取材しなければなりません。キャップも新幹線の「こだま」に乗って会場へ駆けつけましたよ。
この「技能グランプリ」は、ブリヂストン傘下のタイヤマンの技術向上を図る目的で毎年開催しており、今年で6回目。今回から技能グランプリに「二人作業」というジャンルも加わり、さらに「タイヤセールスマンコンテスト」も新たに設けられました。
「技能グランプリ」の参加者は、地方予選を含めると410名で、この全国大会に出場した選ばれしタイヤマンは52名。ハマダさんは、従来からの「1人作業」のジャンルにエントリーしたのですが、このジャンルに限っていうと、334名の参加者中28名が全国大会に出場しています。ハマダさんも結構やるじゃん!
さてさて、会場についてハマダさんを探していると、いました!いました! お馴染みのスキンヘッドのハマダさんが壁にもたれてプレッシャーと戦っています。不安そうに立ったり座ったり、頭を抱え込んだり……。声を掛けると「あ~、来てくれたんですか!?」とニッコリ。でも、いつもの陽気なハマダさんじゃないんですね、相当に緊張しているようで、「この待っている時間が長いんですよ~。プレッシャー、マックスです」。
そうこうしているうちに、やっとハマダさんの出番がやって来ました。「1人作業の競技は、トラクタの左後輪の点検で、2本のタイヤを脱着します。声を張り上げて作業内容を1つ1つ確認するのですが、あまりに早口過ぎてよく聞き取れません。やっぱり、いつものハマダさんじゃない?(笑) でもね、素人のキャップが見ても、作業自体はテキパキこなし、特につっかえることもなく、20分の競技時間を終えました。
さあ、いよいよ競技が始まりました。 アレ? ハマダさんの声ってこんなに早口で甲高かったっけ!?
ジャッキアップも慎重かつスピーディに……
競技には普段の仕事ぶりが反映されます
選手の1つ1つの動作に審査員の厳しい視線が注がれます。実は、この審査員も技能グランプリで過去優秀な成績を収めた元選手で、中でも「タイヤマンのトップガン」と称される「技能マイスター」は、ハマダさんをはじめとする選手の憧れの的であり、標榜する存在だ。手前は、2011年の技能マイスターの水上弥亮さん、奥が2010年の技能マイスターの鈴木繁夫さん
そして、審査員の厳しい視線のみならず、職場の皆さんの温かい応援の視線も送られます
点検を終えてお客さん(役)に作業結果を報告。やっと声が落ち着いてきました(笑)
競技を終えたハマダさんは、別人のようにリラックスして、いい顔をしていましたよ。
トラックの仕事は縁の下の力持ち。そのトラックの車輪の下で、人知れず汗を流して黙々と働いているハマダさんのような人たちによって、トラックもまた支えられてもいるんですね。ブリヂストンの「技能グランプリ」は、その人たちの励みになり目標になり、何よりも誇りになると思いました。
ところでハマダさんの成績は……? それはまた「フルロード」第19号の「タイヤレスキューの新現場報告」に「つづく」かな~?(笑)
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