チョットだけよ~! 最新「フルロード」6月14日発売だ! 第11報
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コラム
エルフ/フォワード/ギガ イッキ乗り! 先進安全性にさらな磨きをかけたいすゞオールラインナップ試乗
いすゞ自動車の最新の小・中・大型トラックに藤沢工場敷地内で試乗する機会を得ました。小型から大型までクラス別の3車種を同時に試乗するというのは「フルロード」でも初めての経験です。いすゞはここにきて先進安全装備の拡充を積極的に進めています。大型車「ギガ」は19年12月に歩行者検知機能を加えたプリクラッシュブレーキ(衝突被害軽減/衝突回避支援)と、全車速ミリ波車間クルーズを採用したのに続いて、翌20年2月に高度運転支援機能「レーンキープアシスト」(LKA)搭載車を単車系に設定。さらに今年の5月14日には国内トラックで初めてドライバーの異常をドライバーステータスモニター(DSM)が検知すると、システムが作動し車両を停止させる「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」を新規オプションとして全車に設定しました。いっぽう今年1月21日には中型車「フォワード」、3月3日に小型車「エルフ」の改良を行ない、キャブ前面コーナー部に装着したレーダーによる「交差点警報」やLEDヘッドランプを採用しています。一連の改良には新たに施行される法規への対応も含まれていますが、先進安全装備や快適装備がトラックの商品力に不可欠な要素になってきたことは興味深いですね。小・中・大型に同時に乗ってみて感じたのは、平成28年排ガス規制対応を機に、各セグメントとも尿素SCR触媒の導入/改良をベースにエンジンの低速トルクが増したことと、いすゞの素直で質実剛健なトラックづくりでした。この巻頭特集は見逃せませんぞ!
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