中型ダンプ車の試乗コースは全長150m、最大勾配12%ある坂道発進コースで、クレーン車の試乗コースは全長1200m、最大勾配14%ある圧雪路コースが準備された。参加者は、それぞれのコースでアリソン製ATを搭載した試乗車を運転し、比較車両として用意した他社製AMTやMTとも乗り比べた結果、滑りやすい積雪路での坂道発進やアップダウンの激しい圧雪路において、アリソンのContinuous Power Technologyと称する優れた走行性能を実感したという。参加者からは「ATと同じくAMTでも発進させることができたが、AMTはシフトアップ直後にホイールスピンが発生してしまい、登り切ることができなかった」「MTはパーキングブレーキを併用し、繊細なアクセル&クラッチ操作を行なわないと発進できなかった」、また「下り勾配ではセレクター操作によって適切なシフトダウンが行なえ安全に走らせることができた」など、ATの特徴であるイージードライブ化を評価する声が聞かれた。
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