ダイムラー・トラックグループ 自律走行機能付き大型車の公道実験を開始

ダイムラー・トラックグループ 自律走行機能付き大型車の公道実験を開始
21日、ダイムラー・トラックグループは隊列走行が可能な自動運転機能を搭載するとともに、ドイツ国内での公道試験走行認可を取得した世界初の大型トラック「ハイウェイ・パイロット・コネクト」(HWP)を発表。走行が認められたデュッセルドルフ市近郊のアウトバーンA52号線上で自動運転による3台の隊列走行を披露した。
同車は2014年に発表された自動運転システム「ハイウェイ・パイロット」の進化版をメルセデス・ベンツ・アクトロスに装着したもの。車間距離を15mに詰めた隊列走行によって空気抵抗が低減し、2台目、3台目を中心に平均7%の燃費向上効果がもたらされるという。割り込み車両への対応など制御の安定性は高く、数年内に市販車への採用を目指す由。ダイムラーは自律走行機能付き商用車の分野で他社に対するリードをさらに広げることになりそうだ。(多賀まりお)
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デモ走行を行なう3台のHWP。ベースはアクトロスのストリームスペースキャブのレベルフロア仕様

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