世界最大の「IAA国際商用車ショー」で最新鋭トラックを存分に堪能!
ドイツ・ハノーバーで2年に一度開催される「IAA国際商用車ショー」といえば、世界最大のトラック・バスの祭典。今年も9月22日~10月2日にかけて26万5000㎡の会場に出展者数2066社という規模で開催され、会期中、約25万人という来場者で賑わいました。今回の出展者の訴求点は、「TCО=トータル・コスト・オブ・オーナーシップ」。いわゆるイニシャルコストよりランニングコストを重視しましょうという提案で、「新型は買うときはちょっと高いけれど、燃費などの低い維持費によってトータルではお得ですよ」というアピールです。TCОは「生涯コスト」と訳されることもありますが、これからは日本でもクローズアップされるはず。
さて、今回のIAAですが、ダイムラー・トラックグループは、アクトロスベースの「フューチャートラック2025」を出展。未来風のエクステリアをまとったコンセプトトラックはなかなか人気があります。MANは新世代の直6エンジンを搭載したTGX D38が目玉。640PS仕様は許容GCW250tを誇ります。ボルボは遂に登場したデュアルクラッチ「i-Shift」に注目。ダイムラーブースと並んで、ボルボブースも「見もの」がたくさんあって目移りしちゃいますね。人気のスカニアは、フラッグシップのV8エンジン搭載のR730の「ブルーストリーム」が目玉です。これは、最上級のトップラインスリーパーをベースにした限定仕様車だそうです。さらにルノートラックスは、昨年6月に全面的に刷新された中・大型トラックのラインナップを一堂に展示。今回「フルロード」第15号の表紙を飾ったTシリーズは圧巻ですゾ。そのほかDAF、IVECО、ヒュンダイ、そして三菱ふそうなどなど、IAA国際商用車ショーを飾った最新鋭トラックの数々を存分にご堪能ください!
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