こんばんは、フルロード編集部の永沼です。訪中4日目の11月27日、中国出張も後半戦に突入しております。上海滞在およびbauma china 2014の取材もこの日が最後となります。まだまだこれからだってのに残された時間はわずかしかありませんが、撮り忘れに注意ながら撮り歩いてまいります。
まず入口付近の華菱星馬汽車(カリョウセイマ、CAMC)から見ていきます。新型の自社製シャシーなどが誇らしく飾られていました。手前はいすゞ・ギガですね。
お隣は上海汽車およびイベコ系の紅岩汽車(ホンヤン、HONGYAN)。たしかに内外装がイベコっぽくて、その見た目は某氏にいわせると「垢抜けないイベコ」。
ところで中国建機メーカーのビッグスリーてのがあります。さすが巨大な企業で、カタログやパンフレットはかなり力が入っているんですが、おもしろいのが社名です。
まず三一重工。この会社は東日本大震災時に福島第一原発へコンクリートポンプ車を提供したことで知られますね。プッツことプツマイスターも同社傘下です。英語表記は三一の現地読みサンイーなのでSANY。そうきたか。
お次は徐工集団。英語表記はXuzhou Construction Machinery Group(Xuzhou=徐州)の頭文字をとってXCMGと名乗りますが、徐工を現地読み(?)した「シュイグン」という呼称もよく使われます。社名にはまったく遊びがなくお堅い企業のようですが、フォントはやたらとポップです。
逆にかなり遊んでいるのが中联重科。英語表記は ZOOMLIONであります。これは 中联の現地読みチュウレンの当て字だと思われますが、それにしてもズームライオンとはかなりぶっ飛んだネーミングです。実はなにかもっと深い意味が込められているのかもしれませんね。
さて午前の取材を終え、昼食は某誌編集長と会場2階の食堂で。
豚の角煮、キャベツ炒め、ごはんの盛り合わせプレート30元(約600円)と、豚の角煮20元(約400円)……って豚の角煮ばかりですね。たんなるうっかり注文ミスなんですが、せっかくだし食べていこうか的なノリで完食。しかしプレートだけでも半端無いボリュームで、食べ疲れました……。
この日は上海滞在の最終日ですが、宿泊先も浦東(プードン)から虹橋(ホンチャオ)のホテルに変わります。虹橋は上海屈指の日本人街。日本人居住者が多いことはもちろん、毎年多くの日本人観光客も訪れるそうです。何しろ日本から近く(飛行機代が安く)、食べ物が美味しく、安くて便利な地下鉄があるし、治安もそれほど悪くないのがいいですね。「ステーキ」「品川」「JAPANESE RESTAURANT」「シルクカーペット」など日本人向けの看板なども多く、それらを見ているだけでも楽しめます。
というわけで、一緒に上海観光にいってくれる方のご連絡をお待ちしております。
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