神戸での取材の合間に、ちょっくら「プチ観光」をしてきました。
神戸は、港町で異国情緒があり、元町があったり中華街があったり、わが横浜と共通点のある街なので、なんとなくシンパシーも感じるし、またちょこっとライバル心もあったりするのですが、もちろん全然違うところも多々あります。
横浜になくて神戸にあるものの代表格は、やっぱり街の背後に迫る六甲をはじめとする急峻な山々でしょう。新幹線の新神戸駅なんて、行くたびにいつも「スゴいな~!」なんて思っちゃうんですが、ホームのすぐ横から山々が立ち上がっていて、山道を登るとわずか10分くらいで深山幽谷の趣きとなり、「布引の滝」なんていう名瀑も現われます。こんな新幹線の駅、ほかに無いよな~。わが新横浜の周りなんて、名瀑はおろか「養老乃瀧」すら無いもんな~。
北野異人館街にある「風見鶏の家」 定番ですね
近くのチャペルでは、いかにも神戸らしいおシャレな結婚式が……
神戸と言えばやっぱりこれ! ちょっと奮発して但馬牛の鉄板焼きのランチを食べちゃいました
すぐ近くには北野異人館街なんて観光地もありますが、新神戸駅から出ているロープウェイも気になります。で、そのロープウェイに乗って向かうのが「布引ハーブ園」。実は、これまで何度も新神戸に降り立っているものの、この「布引ハーブ園」には行ったことがありませんでした。正直、バンカラで鳴らすキャップとしては「ケッ、な~にがハーブじゃ!?」なんて思っちゃったりして、ちょっと敬遠していたんですね。
ところがですね、行ってびっくりしました。新幹線のホームから見る限り、ロープウェイも「ちょこっと乗って、ハイ到着!」のナンチャッテ・ロープウェイかと思っていたんですが、どんどこどんどこ! のぼるのぼる! 眼下には紅葉の始まった樹々が拡がり、「布引の滝」も望めます。途中、乗り継ぎ駅まであり、かなり本格的なロープウェイだったんですね。
新神戸駅のすぐ近くからこんなロープウェイが出ています
ロープウェイから見た「布引の滝」。歩いても新幹線の駅から10分ほどで見ることが出来ます
ロープウェイのカプセル型のゴンドラもなかなかおシャレ。だんだん神戸の街が見えてきます
そして「山頂駅」がハーブ園の入り口。展望テラスからは神戸の街が一望できます。20年前の震災から見事に復興した神戸の街に感慨を新たにし、「そういえば去年は、キャンター エコ ハイブリッドの燃費チャレンジであの辺(六甲アイランドの辺り)をよく走ったっけ。なんだか懐かしいな~」なんて思いも浮かびます。
布引ハーブ園の入り口付近には展望テラスがあります
小雨に煙る神戸の街です
対外的には「ケッ!? なにがハーブじゃ!」なんて言っていますが、ホントはキャップもプランターでハーブを育てているので、すごく勉強になりました
布引ハーブ園は、想像以上に広く、園内の草花もよく手入れがされていて「素晴らしい!」の一言。キャップはバンカラだけど、きれいなお花も大好きなので、いっぺんで気に入りました。気に入ったついでに、ハーブティーなんかも頂いちゃったりしました。「ケッ!? な~にがハーブティーじゃ!」と言いつつ、おすまし顔で小指を立ててハーブティーを頂く自分がコワかったです。
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