福岡で開かれた「全国トラック運送事業者大会」に行ってきました
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コラム
先日、全日本トラック協会の「全国トラック運送事業者大会」が開かれ、「フルロード」も招かれたので、会場となった福岡市の「ヒルトン福岡シーホーク」に行ってきました。全国トラック運送事業者大会は、全国から1500人余りが参加する大イベントで、今年で第19回目。
大会では、
・軽油引取税の旧暫定税率の撤廃
・軽油高騰対策の推進並びに燃料サーチャージの導入の促進
・高速道路通行料金の引き下げ及び割引制度の拡充
・参入基準の厳格化等規制緩和見直しの促進
・原価管理に基づく適正運賃収受の促進
・事業後継者の育成と少子高齢化に対応した労働力の確保及び人材育成の促進
・適正化事業の推進による法令遵守の徹底
・交通・労災事故撲滅及び環境・省エネ対策の積極的な推進
の8項目を決議しました。正直言って「決議する事柄がずいぶん多いな」って思いますが、それだけ今日のトラック運送事業には問題と課題が山積しているってことなんでしょうね。
全体会議の合間には、分科会と称するセミナーが開かれるのですが、そのうちの「トラック業界の人材確保及び育成について」をプレゼンテーションする第2分科会に出てみました。1人目のパネリストの鳴海急送㈱の酒井誠代表取締役社長は、人材の採用に際して、未経験ドライバーの積極的採用を打ち出し、採用・育成・定着の一貫した流れの中で、ドライバーの心に触れる社員教育を提唱しました。2人目の㈱ケイシンの丸山英之代表取締役社長は、会社ホームページに求人ページを開設し、スマホ専用ページを作成。さらに人材の育成・定着には、カリキュラムにのっとってオリエンテーションを行ない、コミュニケーションを図るなど、綿密な対応を打ち出した事例を紹介。3人目のパネリストとしては、地元の希望が丘高校自動車科の安部幹也科長が登場。高校生の就職活動を支援する立場から、トラック業界の実効的なリクルート対策にさまざまなアドバイスを与えました。最後の4人目は、国土交通省自動車局総務部(併・貨物課)の神澤直子専門官がドライバー人材の確保にかかわる現状と国交省の主な取り組みを紹介。ちなみに神澤さんには先日キャップもお話を聞いたのですが、例の「トラガールサイト」の立ち上げや運営にも尽力された人で、現在も全国の女性ドライバーの声を聞いて回るなど精力的にこの問題に取り組んでいます。
なお今回の全国トラック運送事業者大会と分科会の模様は、次号の「フルロード」第15号でご紹介する予定です。
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