あなたは、バックシャンなウイングボディを知っていますか?
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コラム
一昨日、このほどモデルチェンジした「エクシオ・ウイング」の取材で、神奈川県海老名市にある㈱パブコさんに行ってきました。2010年5月に登場したエクシオ・ウイングは、ウイングボディのパイオニアであるパブコが総力を結集して開発したウイングで、大幅な軽量化、荷台容積の拡大、竹床材やサンドイッチパネルの採用などを打ち出した画期的な製品なんですね。中でも埋め込み式のロックバーやヒンジの採用でフラットなリアビューを実現しており、街中や高速道路でもこのバックシャンなウイングをずいぶん見かけるようになってきました(バックシャンは古いけど(笑))。「前を走っているトラックの後ろ姿、なんかすっきりしているな~」と感じたら、それがエクシオ・ウイングかもしれません。
今回のエクシオ・ウイングのモデルチェンジは、新登場の三菱ふそう「スーパーグレートV」のメーカー完成車である「D WING」のモデルチェンジと軌を一にしたものですが、エクシオ・ウイングは日野やいすゞ、UDトラックスのトラックにも対応しており、パブコの担当者は「ふそうさんのみならず、他社さんにもどんどん拡販していきたいですね」と語っていました。
今回のモデルチェンジは、小改良ながらユーザーのさまざまな声が反映されており、架装メーカーの地道な開発努力が窺えます。ウイングボディも日々進化しているんですね。
ふそうのD WINGの中でも上級グレードの「Limited WING」には、門口にリアスポイラーが装着されていました
後ろ姿が美しいことをバックシャンと言います。久々に使ったけど、いつまでも残したい日本の俗語だな~
新しいエクシオ・ウイングを架装したUDトラックス・クオンもありました
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