佐賀トラック紀行、そののち唐津イカ紀行 ④

佐賀トラック紀行、そののち唐津イカ紀行 ④
唐津の呼子といえば、日本三大朝市の地としてよく知られています。で、呼子のほかには、能登輪島の朝市、飛騨高山の朝市、房総勝浦の朝市が日本の三大朝市なんですね。ん? んん? ということは、呼子を入れると四大朝市じゃん! え~、どういうこと!?  
実は、キャップは全国各地の市場巡りが好きで、すでに日本の三大朝市(=四大朝市)を制覇しているんですが、決して貶める意図はないけれど、呼子の朝市のポジションって、ちょっとビミョ~なんじゃないかな~。市だけに位置づけが大事なんてダジャレは言いませんが(言ってるやん)、1000年前から続く輪島の朝市、江戸時代から続く高山の朝市(しかも陣屋前と宮川の2カ所で開かれている)、それに、これも400年前から続くと言われている勝浦の朝市と比べると、由緒や規模もちょっと別格のような……。
呼子の朝市は、大正時代が起源と言われていますが、正式には平成元年の呼子大橋の完成を機に観光客誘致と地元振興のために開かれるようになったんだとか。呼子港から一本入った狭い裏通りで毎朝開かれていますが、市が立つのはせいぜい50メートルほどなので、「日本三大朝市」という割には規模もそれほど大きくありません。おそらく日本全国には、呼子より大きな朝市がもっとたくさんあると思うんですが、そこは呼子生まれの玄海育ち、勢いで「そんなもん、言ったもん勝ちじゃ!」でいっちゃったのがコトの真相なんじゃないかな~。他の三大朝市は、ことさら「日本の三大朝市」を強調していないけれど、呼子ではアーケード状のアーチに「日本の三大朝市」を堂々とアピールしているので、「ん?」「んん?」ってなっちゃうんですね。これが「日本の四大朝市」なら見逃していたのに、その12分の1が譲れなかったおかげで、こうやってブログでネチネチやられちゃうんだから、まさに禍福は糾える縄の如し(なんのこっちゃ)。
といいつつ、呼子の朝市、嫌いじゃありません。朝市巡りは、オバちゃん達の呼び込みを聞くのが楽しみの1つなんですが、「漬けもん、どうですか? よかったら食べてってね」とか「スルメ、お安いですよ~」「朝どりのキュウリ、いかが?」など、そう必死に売り込んでいるふうでもなく、かといって投げやりでもなく、そのテキトー感がいい! 朝、裏山からテキトーにもいできた夏ミカンをテキトーに並べたような店があるかと思えば、なぜか魚のメジナばかり売っているオジさんもいて、要するに商売人が本気で商売しているのとは正反対の、商売気があまり感じられない、のどかなやりとりが朝市の醍醐味ですな。呼子の朝市には、そんな朝市らしい風情が横溢しています。
都会から遠く離れた呼子にはハンデが与えられて当然じゃないでしょうか。他の三大朝市から特にクレームも来ていないようだし、呼子の「勝手に日本三大朝市」の称号の件は、不問に付したいと思うマッチポンプなキャップなのでありました。
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