韓国トラック紀行 その1

韓国トラック紀行 その1
唐津イカ紀行の途中ですが、急きょ韓国まで行って来ましたので、ここで「韓国トラック紀行」を割り込み掲載させていただきます(笑)。
キャップは韓国は初めてなのですが、ソウルの金浦空港までは、羽田から約2時間、意外と近いんですね。金浦空港からはタクシーに分乗してホテルへ。道路は広く整備されているのですが、通勤ラッシュの時間でもないのに乗用車が多く、かなり混んでいます。一見すると、右側通行以外、日本と変わらないような光景に見えるんですが、韓国車が日本車に似ているのか、日本車が韓国車に似ているのか、日本とよく似たクルマがたくさん走っているので、そう見えるんでしょうね。
1 IMG_9626.JPG
2IMG_9246.JPG
バイクが少ないのも印象的でした
3IMG_9650.JPG
4IMG_9279.JPG
交通マナーは日本並みでしょうか。でも、これだけクルマが多いとちょっとした接触事故も起きますよね
4.5 IMG_0877.JPG
ん、何? やはり自動車大国なんでしょうね、新車開発もまだまだ活発なようです
韓国の乗用車は明らかにスタイリングを重視しています、「おっ、カッコいいじゃん!」というクルマが多く見られます。韓国では日本の乗用車はあまり見かけませんが、それは多くのセグメントで韓国車と競合するからで、あえて日本車を選ぶ理由はないんでしょうね。ただ、レクサスやインフィニティなど高級車ブランドはそこそこ見られるし、トヨタブランドのクルマは1台も見かけない中で、例外的にプリウスだけは時々見かけました。。
さて、では韓国のトラックは? というと、それは次のお楽しみということにして、本題に入ります。前おきが長くなりましたが、なぜ「フルロード」第13号の編集が大詰めのこの時期に韓国にいるかというと、あの新型ボルボのアジア各国向け発表試乗会が行なわれたためで、ジャパンデイには、日本のボルボディーラーや大手ユーザーとともに本誌「フルロード」も招待されました。一昨日は、ホテルでディナーを兼ねた発表会イベントが行なわれましたが、その模様を写真で紹介すると共に、取り急ぎ、プレスリリースを要約してお伝えします。
5IMG_9835.JPG
6IMG_0081.JPG
7IMG_0112.JPG
8 IMG_0212.JPG
イベントの終了と同時に、ボルボユーザー、ディーラーの人たちが待ちに待った新型ボルボの元に……。このシーン、結構好きだな~

主力モデル「NewボルボFH」を今夏、日本でも発売予定
ボルボ・トラックは主力モデル「NewボルボFH」を、1993年の発売以来、設計思想を根本から変えたフルモデルチェンジを行なった。ドライバーの作業環境を向上することで、優秀な人材を惹きつけ、輸送会社の収益向上に貢献する。欧州では2012年9月に発売開始。「2014年インターナショナル・トラック・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、すでに世界的に高い評価を得ている「NewボルボFH」が、2014年5月からアジア各国で順次発売開始。日本でも今夏発売予定。
「ボルボ・トラックはドライバーを重視したブランド。約3000人のドライバーからのデータ提供やフィードバックを通して、顧客の
ニーズを把握した。そして確かな品質を確保するため、2100万キロにおよぶテスト走行を実施した。私たちの商品やサポート体制により、お客様に最高の輸送ソリューションを提供したい」(ボルボ・グループ エグゼクティブバイスプレジデント ヨアキム・ローゼンバーグ)。ボルボ・トラックは車両開発に6年以上の歳月をかけ、30億ドル以上の投資を行なった。
「ボルボ・トラックは、重量物輸送セグメントにおけるプレミアム・トラックとして確固たる地位を築いてきた。今回のフルモデルチェンジで既存のお客様だけでなく、まだ保有されていないお客様からも興味を持っていただけるようになるだろう。市場からの期待は、ボルボ・トラックがこれまで日本で経験したことがないほど高まっている。輸送業界が抱えるドライバー不足に対するソリューションプロバイダーとして、この次世代トラックを自信を持ってお勧めしたい」(ボルボ・トラック・ジャパン ダイレクター 関原紀男)
●ドライバーの視点に立った操作性の向上
Aピラーの傾斜を少なくすることで、キャブ前面の窓面積を拡大し視認性を高めた。また、シフトレバーや操作ボタンなどを運転席近くに配置。電話やオーディオシステムなどを、ステアリングホイール上のボタンで操作可能にした。さらに、インパネ上のボタンは使用頻度の高いものから順に配置し、重要なメーター類をすべてインパネの中心部分に集めることで、操作性能を大幅に改善しドライバーの集中力向上に貢献する。
●人間工学に基づいたキャブデザインで居住性を向上
ステアリングホイールに世界初となるネックチルト機構を加えた3Way方式を導入。運転姿勢の調整可能範囲が従来のモデルより拡大した結果、快適な運転姿勢がとりやすくなり、ドライバーの疲労軽減や運転時の注意力向上に貢献する。また、Aピラーの傾斜を少なくすることで、キャブ内の居室スペースを最大約1立法メートル拡大。これに伴い収納能力が最大300リットル増加した。
●ドライバーと周囲の走行車に配慮した高い安全性能
安全機能のさらなる強化により、ドライバーのみならず周囲の走行車にも配慮。デュアルビューモニターを導入し、助手席側の外側および後方の視認性を高めた。そして、本モデルより初めてエマージェンシーブレーキランプ付リアコンビネーションランプを導入。?急ブレーキによるテールランプの点滅で、後方車両に危険を知らせ、減速や停止の必要性を促す。
ボルボ・トラックがこれまで日本で経験したことがないほど高まっている。輸送業界が抱えるドライバー不足に対するソリューションプロバイダーとして、この次世代トラックを自信を持ってお勧めしたい」(ボルボ・トラック・ジャパン ダイレクター 関原紀男)

最新号

【特集】いすゞエルフミオ フルロードvol.56 本日(3/10)発売!!

【特集】いすゞエルフミオ フルロードvol.56 本日(3/10)発売!!

 自動車雑誌ナンバーワンの「ベストカー」が自信をもってお送りする本格派のトラックマガジン!!  今号…