ヒロの海コン物語 その3
何も載っかってないシャーシ、業界用語では「ホネ」と呼ぶんですけど、それを引っ張って、港の中にある指示されたコンテナヤード(輸出コンテナ・輸入コンテナ・カラのコンテナが保管してある場所)やバンプール(カラのコンテナが保管してある場所)に向かい、指示されたサイズの中に何も入っていない「空(カラ)のコンテナ」を搬出します。
で、その空のコンテナ、業界用語では「空(カラ)バン」って呼ぶんですけど、それを引っ張って指示された倉庫なり会社なりの「現場」にコンテナを持って行き、そこで空のコンテナの中に輸出したい品物を詰めてもらいます。
ここで、「ん?」なんて思ったかた、スルドいです(笑)。何か引っ掛かる言葉が出てきましたね。そう、「輸出したい品物を『詰めてもらいます』」って部分です。この言葉があらわすように、自分ら海コン運転手は、基本的に荷物には一切さわりません。そーゆー取り決めがあるんだか、いまだによくわかってないんですけど(笑)、世間で言われる、荷おろし・積み込みのたぐいは、一切やらないことになってるんですよ。
考え方としては、「海コン運転手や運送会社は、指示されたコンテナを陸送するだけで、コンテナ内への品物の積み込み等々は、荷主さんや現場側の責任でお願いしますね。自分らは、コンテナ内の事に関しては一切関係ないんで」って感じでしょうか。
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