バケツ降ろし???
私の引いてるバルクトレーラーは積載が22t。
たまーに16tのバルクトレーラーも引っ張りますが、22t積みが担当です。
何年か前から積載量に対する問題がとても厳しくなり、どの荷物もそうですが、運転手が過積載しようとしても出来ないシステムになってきましたよね。
私が積みに行く積み場は10kgでもオーバーすると伝票が出てきません。
当たり前の話なんですがね(^^)
そしてこのバルク車ってのは混載ができないんですよ。
なので、おのずと降ろしも1ヶ所降ろしで、22tを一気に降ろしてしまうのですが……。
ごくまれに・・・このような方がバケツを持って現れます。
この方は、うちのプラントのヤマちゃん。
もとアメフト選手です!
ですが、物凄いエアー圧力で22tものセメントを圧送するのに・・・普通に圧力を上げて排出バルブを開けたら、ヤマちゃん&バケツがはるか彼方にブッ飛んでしまいます! アハハ
なので、まずはバケツを所定の位置に置き、デリバリーホースをバケツの中に入れます。
そしてここで初めてコンプレッサーをオン。
コンプレッサーのアクセルはスローのままで、前側の排出バルブから少しずつセメントを送ります。
この前側の排出バルブってのがミソなんですよ(笑)
なぜか後ろ側から送るとホースの出口で爆発するんですよね・・・なぜか?
排出バルブの開け方もかなり微妙な加減が必要です。
バルブの取っ手を手で持ちながら、バルブの中を通るセメントの感覚を手で感じながら……って感じ。
送る量が少なすぎるとセメントが詰まっちゃうし、送りすぎるとヤマちゃんとバケツがブッ飛んできます!!!
絶妙な加減で送ってると、ヤマちゃんの「オッケーで~~~す」の声が……。
ホッと一安心ですね(^^)1
後は通常通りサイロに一気に降ろします。
★かんちゃんのブログ「津軽三味線! かんちゃんの笑う門には福来る」
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