Live Haul その2
日がどっぷりと暮れたターキー牧場は本当に真っ暗です。
ターキーを乗せるための機械というのは、エスカレーター&エレベーターみたいなのが付いていて、エスカレーターに七面鳥が昇ってきたところを、エレベーターに乗っている2人の作業員達が1階~6階へそれぞれのターキーのカゴ部屋に入れます。七面鳥の大きさにもよりますが、一つのカゴに6~10羽入れていたように思います。
手前にある黄色い台に作業員2人が乗って、入れるカゴの高さにアップダウンして調整します。小屋の中で他の作業員達が七面鳥を追いやって、ベルトコンベア式のエスカレーターで昇っていくのです。
前回もお話しましたが、七面鳥を積み込んでいる時は、ターキーが怖がって暴れないようにトラックのライトを全て消します。黄色い台のところ本当にギリギリにトレーラーを真っ直ぐに横付けするんですが、それも作業員の人が持ってる懐中電気での合図のみ。
真っ暗で、しかも作業中はフラッシュは使えないので写真は撮れませんでしたが、ダブルトレーラーに約2000羽前後の七面鳥を載せ、しかも一晩に4~6台。これが一週間以上も続きます。載せる作業をする方達は相当な体力を使うので、仕事の前には準備運動やストレッチなどをしてました。
トレーラーには片側からしか載せられないので、カゴ4段まで積んでUターンし、反対側のトレーラーを横付けしてトップまで七面鳥を積んで、バランスがとれたらまたU-ターンして、残りの2段のカゴに積込みます。片側だけの積荷でUターンする時は本当に慎重にゆっくりでないと横転の危険があります。そして、荷の積んであるほうを常に内回りになるようにハンドルを回します。
すべて積み終わったら近くのスケール(重量を計るところ)まで行き、トラクタを切り離して計った重量を伝票に記入したら、また繋げて、やっと工場へ向かいます。
ちなみにこの時の重量7万700ポンド=約32.0トンでした。
これを引っ張って工場のある細い急坂の山道を上って行きます。
到着したらドロップして、また積み込みに行きますが、同じ場所か違う場所かはその時次第です。
さ~、また日曜日の午後からスタートです!
みなさんお元気で!!
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