【世にも恐ろしい思い出話 その3】
さあ皆さん、ようやく本題のジョニーが体験した【世にも恐ろしい思い出話】です!(笑)
晴れてUSAトラックの社員としてボロのトラックをあてがわれた当日、いきなり別のトラックに乗り換えることを命ぜられたジョニー、思いもよらず、今度のトラックは走行距離が少なくて設備も断然良く、その上オートマチック! ルンルン気分で仕事につきました。
貰った仕事はサウスキャロライナでロール紙を積んで、テキサス州ダラスに配達です。運転手の方ならお分かりと思いますが、ロール紙は重たくて、この時の荷物も20tはあったと思います。出発してすぐ降り始めた雨は、深夜になってもまだ降り続いています。今日の宿泊予定地でインターステーツを下り、トラックストップに向かっている時でした。助手席の方から「カラカラカラ」って音が鳴り出しました。何かが当たってるんかな? それにしてもスピードやエンジンの回転とは全く関係のないサイクルでカラカラカラって・・・・・・。なんやねんこの音、車内でしてるやんけ!
自分以外は誰もいないはずのトラックの中、僕の座る運転席の後ろに誰かが立ってるような気配。今までこんなん感じたことないのに、うーん、なんや、これ? めっちゃ怖いやん・・・・・・。
思い切って「誰や、おまえ!」・・・・・・。声をかけてみましたが、返事はありません。もしかして、日本語で聞いたから、幽霊は両手を広げ、首をかしげて「ハーン?」って言うてたのかもしれません。(笑) なにも返答が無かったことにホッとしたのも束の間、「チャチャラララ♪」 な、なんやねん!
「ギャ~!」悲鳴を上げたものの、シアトルに住む友人から掛かってきた携帯の着信音でした。よかった、ビックリこいたやんけ!(笑) そのままトラックストップに着いて友人と話し込むうちに、さっきの怖かった出来事はまるでなにもなかったかのように、すっかり忘れてしまいました。 (つづく)
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ハロウィンが来るとよみがえる恐い思い出
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