20FTシャーシのグ―スネックの理由
このブログを読んで下さってる人の中には、海上コンテナの世界とは直接関係のない人が多いんじゃないかと思うんですけど、そのような人から見ると、「軸重やらの問題は分かったよ。でも、何で20FTってあんな変な形で陸送してるの?」って思ってると思うんですよねぇ。40FTコンテナの陸送時と比べると、ヘッドのキャブとコンテナの間があき過ぎてますもん。
この件に関しては、当時の民主党 衆議院議員 前原誠司氏の国会質問「同様の事態が、1978年から1983年に起きた。長さ20FT、高さ8.6FTのコンテナ(車輌全高3.9m)が全高規制3.8mを超えるため、海上コンテナ運送事業者はグースネックシャーシへの買い替えを余儀なくされ…」って部分を参照して頂くと分かる通り、カプラの真上に20FTコンテナを載っけちゃうと、「全高3.8m」って規制に引っ掛かっちゃうからなんです。ですから、20FTコンテナの場合には、コンテナを載っける位置を後方にずらしつつ、ヘッドのカプラよりチョット低い位置にコンテナを載っける「グースネック」と呼ばれる形状のホネを使ってるんですね。
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