【バーンアートはハニーにおまかせ!】
大変ご無沙汰しております、フロフロフロリン、ジョニーの嫁のハニーです(笑)。
去年の秋頃だったでしょうか、ジョニーが定期健診のために病院へ行ったことに端を発します。
こちらでも日本と同じように予約制で、早めに行って順番を待ちます。その間は待合室に置いてある雑誌で時間を潰すのも日本と同じ(笑)。手持無沙汰にファッション誌をパラパラとめくっていて、ふと目に留まったのは旅行記事に掲載されているバーン/納屋の写真。よくあるような田舎の風景で、少し古びた農機具小屋の壁になにやら模様が描かれています。気になって記事に目を通すと「納屋に描かれているのはその家に伝わるキルトのパターンでオハイオ、ケンタッキー、ペンシルバニアなどでよく見かけられる」。
へ~、今まで何気なく見てたけど、そんな意味があったんや。
そんなことがあってから納屋を見かけると模様が描かれてないか探すようになりました。
インターステーツを走っている間はなかなか見つけられませんが、下道でオハイオやケンタッキーの農村地帯を走るとちょくちょく見る機会があります。そんな景色は決まってどこか郷愁を誘う風情があります。
「なぁダーリン、あのバーンの模様はハートマークやったで! うゎ、見た? あの横の看板、全部英語やで、田舎にしたらオシャレやな~!!」
「アホやな、ここはアメリカやから英語で当然やねん!」
「そっか、ずっと大阪弁でお好み焼きの話してたから、すっかり奈良辺りの山道を走ってるつもりやったわ」
「まぁそう言われたら、奈良にも見えるわな」(苦笑)
バーンアートをネットで調べたら「三百年程前、ヨーロッパからキルトが伝わった頃にさかのぼる」とか「十数年前、キルトの上手な母を讃えるために描いたのが始まり」とか、情報は錯綜しているようです。石造りの要塞などとは違い、木製の、それも仕事道具をしまって日常的に使用する小屋なので、老朽化しやすくなかなか保存しにくいのも歴史がはっきりしない原因の一つかもしれません。それでも私のようにバーンアートを楽しむ人は多いようで、場所によっては観光ツアーも出ているようです。
もともとは貴重な布を大切に、そして何度も利用できるようにとの思いから始まり、趣味や芸術としてもたくさんの国々でさまざまな発展を遂げたキルト。裁縫は苦手でキルトなんて全く縁のないハニーですが、思いがけずトラックの車窓から楽しむことが出来ました。
もし皆さんがアメリカの田舎道を旅することがあって、延々と続く同じような風景に飽きてしまった時、是非バーンアートを探してみて下さい。もしも見つけられたら「キルト」いいことありますよ~!! 爆笑!
・・・あ~ぁ、おやじギャグ出しよった・・・(ジョニー)
ハートマークがかわいいキルトパターン 最近書かれたものでしょうか?
曇り空で見つけたバーンアートは気分を明るくしてくれます
手前はカバードブリッジ、奥の納屋にはキルトの模様が! なかなかカントリーでんな!(笑)
小雨が降ってます。枯れ木ばかりの冬景色に花を添えてくれます!
危うく見逃すところでした!(笑) 田舎道を走るトラックの車窓から
ジョニーさん&ハニーさんのブログ【ダリ・ハニのただいま充電中 】
http://johnnyueki.blogspot.com/
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