ケンタッキー州ルイビルの「2011ミッドアメリカ・トラッキングショー」の会場
今回の「2011ミッドアメリカ・トラッキングショー」では、「フルロード」の取材リポーターの肩書ですから、メディアバッジがとても有効でした。
一般公開に先立って、人のいない会場で好きなだけ写真を撮りまくれたことを筆頭に、休憩用のプレスルームに自由に出入りでき、飲み物・食べ物が豊富に用意されていて至れり尽くせり。貧乏トラッカーには夢のような待遇をエンジョイさせていただきました。
ラッキーだったのは、初日第1番のプレスカンファレンスで同席させてもらったのが、自分が毎日のように聞いている衛星ラジオのトラッカー専門トーク番組「Land Line Now (すぐ連絡して!)」のホストのマークさんだったこと。ラジオ番組ですから、ホストの顔を見たことがなかったですし、ラジオから聞こえてくる声と生の声とがかなり違っていたこともあり、はじめは名刺を交換してもピンと来ず、もしかしてと思ってそれとなく二、三質問してやっとトラッカー仲間で有名なホストと同席していることに気がつきました。
親会社はトラック専門の保険会社で、さらにO/O(オーナーオペレーター)協会を運営しています。加えてアメリカの首都ワシントンDCにロビイストと契約していて、トラッカーの日常に関しての話題からワシントンがトラック業界をどう規制しようとしているのかなどを伝えてくれるので、トラッカーにとっては欠かせない情報源です。またラジオ番組だけではなく、同名の雑誌も発行していて、そのためのリポーターだけでも5~6人来ていて、マークさんが親切にも一人一人に紹介してくれました。記者仲間の輪が初日から大きく膨らんだわけです。
「Land Line Now (すぐ連絡して!)」の収録風景 左からベアリー(プロデューサー)、マーク(ホスト、本日のゲスト
O/O(オーナーオペレーター)協会スタッフ
プレスカンファレンスは全部で25社。トラッキングショー前日から3日間、朝8時から夜9時までぎっしりとスケジュールが詰まっています。そのうち、最初の2日半をプレスカンファレンス、残りを会場取材に当てましたが、プレスカンファレンスの第1番目が、ブレーキやエアコンプレッサーで世界に知られる「BENDIX社」の社長(CEO)Mr. Joseph J. McAleese(ジョセフ・マッカリース)さんからでした。マッカリースさんは関連会社も含めて28年間在勤の生粋のベンディックスマンで、2001年に社長に就任しています。
業績が急速に回復しているとの30分ほどの熱のこもった迫力あるプレゼンテーションが終わってQ&Aに入ったのですが、2人目の記者の質問が「日本の地震による影響」についてでした。マッカリースさんは「First of all, Our hearts and mind go out to Japan. (最初に、日本の皆様に心よりお見舞い申し上げます)」と丁重に前置きしてから、記者に返答をします。もちろん、3月11日の歴史的な日を境に、アメリカのテレビニュースや新聞で、多くの人たちが見舞いの言葉を日本に送ってくれているのですが、このトラッキングショーで、自分の目の前で世界のベンディックスの社長が日本への思いやりをこめた言葉を公の場で投げかけてくれたことに大いに感謝をしたいと思いました。![]()
記者会見で日本への見舞いの言葉から始めてくれた、マッカリース・ベンディックス社長
カンファレンスの後「日本への暖かい言葉に感謝します」とお礼の握手をしにいったら、そこでまた「貴方の家族は大丈夫ですか?」と筆者個人のことまで気遣ってってくれました。自分の家族は北海道ですから難を逃れていますが、マッカリース・ベンディックス社長をはじめ、世界中の人が日本と日本人を気遣ってくれています。
今回の東日本大震災でお亡くなりになった方にあらためてお悔やみを申し上げると共に、被災された方に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く復興・回復されることを異国からお祈り申し上げます。
アメリカン・トラック野郎 タイユーは走る
http://blogs.yahoo.co.jp/taiyuusa