<大型4社出展決定! 今年のモーターショー>
今年の「東京モーターショー」は活気を取り戻せるのか? 一昨年はリーマンショックの影響をもろに受けて、「東京モーターショー」は規模が縮小し、来場者も大幅に減少した。あれから2年、「東京モーターショー」は心機一転「新生・東京モーターショー」として、開催場所も東京ビッグサイトに移して12月に開催される。
2月8日に主催者である日本自動車工業会の志賀会長は、定例記者会見で今年の東京モーターショーのテーマやポスターデザインを発表。さらに記者からの質問に対して、こう発言した。
「今回は会員メーカー全社が参加すると共に、海外乗用車も10数ブランドが参加する。詳しくは4月下旬に発表する」。
つまり、ここで大型4社が参加することが明らかにされたわけだ。前回は、折からの厳しい経済状況下、大型4社と共に商用車部門と車体部門が参加できず、総合ショーとしてはさみしい状況だった。しかし、あれから2年を経て、景気もやや好転の兆しが見える中、大型4社がそろって「東京モーターショー」に出展するわけで、これはトラックユーザー/ドライバーにとっても朗報だと思う。ショーは最新技術を披露するとともに、お客様とのコミュニケーションを深めるチャンスなので、大型4社も着々と準備を進めている。
開催場所が東京ビッグサイトに移ることは既に昨年5月に発表しているが、場所が移るだけでは東京モーターショーが変わったとは言えない。海外のショーにはない日本の最先端技術の情報発信基地としての役割を高め、「世界一のテクノロジー・モーターショー」を目指している。海外のショーも最近は環境技術展示にシフトしているが、日本はこの分野でも依然として最先端なのである。つまり「東京モーターショー」を見ないことには、時代の最先端を語ることはできないといっても過言ではないのだ。
残念ながら未だ参加を決めかねている企業もあると思うが、今年のショーを見れば、「東京モーターショー」の目指している方向を理解いただけるであろうし、日本の技術を改めて見直すことができると思う。ただし技術ばかりでは堅苦しい展示になるので、体感型の面白さも忘れてはいない。楽しい企画はこれから徐々に公開させていただくので、どうぞお楽しみに…。
(社団法人日本自動車工業会モーターショー室長)