帰ってきた海コン運ちゃんの現場報告

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ヒロの海コン物語 その1

自分は「フルロード」第8号の「トラックドライバー通信Special」で「海コンドライバーの一日」ってな記事を書かせて頂いたんですが、フルロード編集部に「もっと詳しく海コンのことが知りたい!」なんていう殊勝でありがたいお便りが届いたようなんで、あらためてこの海コンの概要について詳しくご紹介したいと思いますので、しばらくおつきあい下さい。

海上コンテナ、略して「海コン」、このコンテナをトレーラで陸送するのが自分の仕事で、世間では「トレーラ運転手」ってことになるんですけど、自分は海上コンテナしか運ばないので、物流業界などでは「海コン運転手」なんて呼ばれています。「フルロード」第8号では、この「海コン運転手」の世界を紹介したワケなんですけど、ここでは、そもそも「海上コンテナって何よ?」って話から始めたいと思います。
海上コンテナってのは、国際的な規格で大きさが統一されている鉄の箱のことで、長さは20フィート(約6.1m)、40フィート(約12.2m)、45フィート(約13.7m)の3種類、高さは8.6フィート(約2.6m、略称ハチロク)、9.6フィート(約2.9m、略称クンロク)の2種類、幅は全て共通で8フィート(約2.4m)となっていて、45フィートは法律の問題で日本の公道を走れないので除外しますが、20FT8.6、20FT9.6、40FT8.6、40FT9.6、計4サイズのコンテナがあります。
このコンテナを何に使うのかというと、海外との「貿易」です。海上コンテナは、国際的な規格で大きさが統一されてますから、船に効率良く大量に積み込む事が可能なんで、島国の日本にとっては、最も適した貿易手段といえますね。

ヒロさんのブログのURL
http://ameblo.jp/trailer/

20フィート山下ふ頭でCOSCO20FT.jpg

20フィートコンテナ

40フィート那須塩原でのトレーラー画像01.jpg

40フィートコンテナ

くんろくとはちろく20070509_山下フォーク前.jpg

クンロク(左)とハチロクのコンテナの高さの違い

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