フランクフルトショーを視察してきました その②
フランクフルトモーターショー会場は、市内の便利な場所にあり、長距離列車のターミナルである中央駅から路面電車で3駅、歩いても行ける範囲だ。
フランクフルトショーの会場正面入り口
空港からはやや遠く、タクシーで40分ほどかかる。その空港も巨大で、現在2つの大きなターミナルがシャトルモノレールで結ばれており、第3のターミナルも建設中だ。空港からタクシー(ベンツEクラスが多いが、Bクラスも増えた。VWトゥーランもある)に乗るとすぐに高速に入るが、ほとんどのタクシーは、高速に入るなりフル加速して170kmで巡航を始める。
周りも大体150km程度でのんびり(!)走っているから、スピード自体に驚くことはない。170kmで走っていても、速い車が来るとあっという間に抜かれるわけだから、200kmオーバーの世界は日常生活の範囲内だ。実に羨ましいと思うが、燃費も大変だろうなと、ふと思ってしまう。日本の高速道路でもプリウスが120km以上の高速で走るのを見ると、せっかくエコカーなのに勿体ないと感じるのと同じである。ドイツ車は高速安定性が優れるのは普段の使われ方が違うのだ。
(社団法人日本自動車工業会モーターショー室長)
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ショー会場のゲート付近にはSmartEVが並べられ、自由に試乗させていた
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