日野チームスガワラのスタッフのコメント
脇村誠CTO
今回現場を訪れて、みなさんの気持ちを高められたのが良かった。競技結果はみなさんの頑張りの結果、6位という好成績が得られて感無量です。今後もこの活動を続けていきたいと思います。
菅原照仁
SS走行中にCTIS(タイヤ空気圧調整装置)のエア配管が外れ、修理のため10分ぐらい停まりました。今回の結果は当初の目標通り。エンプティクオーターでの燃料トラブルは残念でしたが、直してからはしっかり走れました。
染宮弘和
今年の大会を通じてクルマと人、チーム力がかみ合えば日野は現在のトラック部門で総合5位は狙えるように感じました。自分は普段クロカンラリーのナビをやっていないので、いつも序盤戦は緊張しますが、今はもう大丈夫です。
望月裕司
今回の車両は前回トラブルの出たエンジン冷却系も改良してきました。エンジンは制御で750PSと800PSの出力仕様を切り替えられるのですが、おかげで高出力仕様を使える頻度が高まり、タイムにも影響したと思います。
門馬孝之
ゴールできて感無量です。最初にダカールに来たときは日野自動車のメカニックでした。5回目の今回はマネージャーという役割で、メカさんたちが気持ちよく働けるよう、少しは貢献できたかと思います。
鈴木誠一
今年はトラブルが少なくて良かった。副変速機のH側が壊れたトランスファと、ATを前半戦で予備交換したことで中間日の作業もラクでした。ATは一昨日に2回目の交換で元積んでいたユニットに戻しましたが、こちらのほうが調子が良いみたいです。
小島真太郎
今日ゴールを迎えて、まだ実感がないのですが、ちょっと寂しい気持ちです。ダカールの現場に来てみて、今の自分がやるべきこと、できていないことがわかったように思います。
福田剛史
良い順位でゴールできて、頑張ったかいがありました。ダカールの現場は疲れましたが楽しかったです。
斎藤明延
厳しかったですが、毎日が楽しく、充実した2週間でした。トラブル発生で早めの交換したATやトランスファが無事もって良かった。順位が良いことも嬉しいです。
良川幸司
今回はメカニックリーダーを務めさせて頂きましたが、今年3年ぶりに派遣されてこられた販社メカニックさんの仕事ぶりを見たり、レクチャーを受けたりして仕事ぶりを見て自分も成長できたと思います。
毛塚麻由美
今回も自分はサポートトラックの運転を担当しました。トラックが新たにトレーラを引くようになり、牽引免許は2年前に取得していましたがバックはむずかしかったです。
近内舜
無事に完走できてほっとしました。今回の販社メカニックさんたちはチームワークも良く、チームの大きな力になってくれたと思います。
安藤瑠美
昨年は雨でみなさん大変でしたが、今年の大会は雨が降らなくて良かった。無事に完走できて嬉しいです。
開発責任者 技術研究所 ダカールチャレンジグループ 榎本満
前回大会で頻発したエンジンの冷却系不具合は改善、トランスファーのローレンジが今年のエンジン特性とマッチしたことで、砂丘走行にて効果を発揮しました。
また、ロスタイムを減らすため、QDRに優れた車づくりや選手の走行テクニック、メカニックおよびサポートメンバーによる日々の万全な状態での車両の送り出しが功を奏し、好成績につながったものと自負しています。
どんな困難でも絶対に稼働を止めず、チーム全員が一丸となって全力で取り組んだ結果のレース展開だったと思います。日野が目指すトータルサポートに近づけたのではないでしょうか。
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