ダカールラリー2018 日野チームスガワラの戦い №9
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レポート
ボリビアの高地を舞台に後半戦がスタート
2号車:菅原照仁/高橋貢組
13日、ダカール2018の後半戦がスタート。ボリビアのラ・パス~ウユニの間で368㎞の競技区間(SS)が行なわれ、トラック部門に参戦している日野チームスガワラの「日野レンジャー」菅原照仁/高橋貢組2号車は総合13位/排気量10リットル未満クラス1位で手堅く走り切った。
この日のSSは標高4000m近い高地の丘陵が舞台。ラ・パスから移動区間(リエゾン)で291㎞南下したオルロ近郊の山間地からSSがスタートした。トラックは2輪・4輪部門よりも57㎞短い設定でウユニ塩湖の付近にゴール。その後9㎞のリエゾンでビバークに到着した。コースはハイスピードのピストと草の茂ったオフロードの組み合わせ。路面は降雨の影響で濡れており、水たまりや泥沼も出現。細心の注意が欠かせないステージだった。標高は3700m~3900mほどで推移した。
日野レンジャーはこのステージをリスクを避けたペースで走破し、総合13位でゴール。この日まで累計順位は総合7位で排気量10リットル未満クラスの首位となった。
ウユニはアシスタンスチームが不在のマラソンビバーク。自分たちが手持ちのパーツを使用して整備することは可能だが、選手以外のサポートは受けられない。日野レンジャー2号車に目立ったトラブルはなく、菅原照仁と高橋貢は選手のみが立ち入ることが出来るサービスパークで昨日交換した部分の増し締めなど点検整備を粛々と行なった。マラソンの2日目となる14日はボリビアのトゥピザまでの間で途中ニュートラルゾーンを含む合計472㎞のSSが予定されている。
菅原照仁/ほぼ予定通り。リスクを避けた走りでも相応のタイムが出るのはクルマが良いということだと思います。もちろんノートラブルでした。明日もこのペースで行きます。
高橋貢/ナビは意外に難しくなかったです。バンパーがちょっと変形したり、フロントハブから若干のオイル漏れがありますが、基本的にノートラブル。増し締めなどして明日に備えます。
ウユニのビバークに到着しチェックを受ける2号車
ウユニで燃料を補給する高橋貢
ウユニへのステージを振り返る菅原照仁
サービスパークに着いた2号車
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