ブリヂストンのトラック・バス用スタッドレスタイヤに新モデル「W909」が登場した。従来の「W900」の後継商品で、摩耗性能の向上により同社TB用スタッドレスタイヤとして初の「2回リトレッド」を実現するなど大きな進化を遂げており注目だ。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/ブリヂストン
摩耗性能を向上し2回リトレッドに対応
ブリヂストンは2026年7月13日、トラック・バス用スタッドレスタイヤの新商品「W909」を発表した。発売時期は9月1日から。サイズは215/70R17.5〜285/85R22.5までの全12サイズだ。
W909はタイヤの骨格にあたるケースに同社TB用スタッドレスタイヤとして初めて「ロウ・サーマルケース」を採用したのがポイント。
タイヤが転がる際の発熱を抑制するロウ・サーマルケースの採用により、新開発の「TB専用タフ発泡ゴム」の搭載が可能となり、最新ゴムと同社独自のパタン技術「トリニティコンタクトパタン」の組み合わせによって摩耗ライフと耐偏摩耗性が大幅に改善した。
これによりセミトラクタの後輪などに装着される285/85R22.5サイズでは従来品W900対比で摩耗ライフを20%向上、偏摩耗発生量を47%も低減。4軸低床車のフロント軸などに装着される245/70R19.5では摩耗ライフを13%向上、偏摩耗発生量を39%低減するなど大幅な性能アップを果たしている。
また、ロウ・サーマルケースの採用により熱による劣化が抑制され、ケースの耐久性も向上。これによりW909は同社TB用スタッドレスタイヤとして初の「2回リトレッド」に対応し、新品+リトレッドのトータルでのライフ性能も向上した。
さらに耐偏摩耗性の向上によりタイヤローテーションの間隔も長くなり、初回ローテーションまでの走行距離がW900対比で1.9倍に延長(使用条件、管理状況などによっては延長できない場合もある)。これにより省メンテナンス性や稼働率アップも実現している。
●発売サイズ
215/70R17.5 123/121J
225/80R17.5 123/122L
245/80T17.5 133/131J
225/90R17.5 127/125L
245/70R19.5 136/134J
265/70R22.5 148/145J
275/80R22.5 151/148J
295/80R22.5 153/150J
295/80R22.5 153/150J(for bus use)
285/85R22.5 143/140J
285/85R22.5 146/143J






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