ボルボ新型エンジンの特徴と「ファクト」
燃費の向上は常にボルボの焦点で、新開発のエンジンは市場で最も高効率なエンジンの一つとなる。2024年に(欧州で)発売した「FHエアロ」は従来モデルと比較して5%の燃費向上を果たしたが、新型エンジンと組み合わせると幅広い用途でさらに最大で4%の燃費向上を実現する。
新プラットフォームではドライバビリティを向上するためエンジンブレーキ機能を強化し、シリンダーやターボも新設計となった。またトラックドライバーが高く評価するAMT(自動化マニュアルトランスミッション)の「Iシフト」も同機に合わせてアップデートした。
ディーゼル版・ガス版の両方でトルクを大幅に高めたほか、ディーゼル版の多くのバリエーションではエンジンのストップ/スタート機能を備える「Iロール」に対応する。この機能は下り坂でエンジンを停止し、(ニュートラルに入れる惰性走行機能より)さらに積極的に燃料消費・排出ガスを低減する技術だ。
軽油以外の代替燃料としては例えばバイオディーゼル100%のB100燃料や、HVO、バイオLNGなど再生可能燃料が利用できる。グリーン水素が利用可能となればICEで実質ゼロ排出を実現する。
ボルボの新型エンジンのファクトは次の通りだ。
●ディーゼル版の「D13型」エンジンの出力は380~560hp、トルクは1800~2900Nm
●ガス版の「G13型」エンジンの出力は420~500hp、トルクは2400~2800Nm
●ユーロVI排ガス規制とともに、欧州の新たな規制となるNNR3(新騒音規制フェーズ3)を満たしており、将来の規制にも対応できるように設計した
●新型エンジンはボルボの「FM」「FMX」「FH」「FHエアロ」で提供される
●2026年第3四半期に販売開始
●グローバル市場では段階的に発売し、最初は欧州、モロッコ、トルコ、インドとなる。その後、北米、アジア、南アフリカへ展開する
●新型エンジンは当初スウェーデンのシェーブデで生産する












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