いすゞの小型トラック「エルフ」が初の一部改良! 副変速機付パートタイム4WD車も復活!!

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ADAS安全機能を拡充

交差点プリクラッシュブレーキ(右左折時)のイメージ。対向する歩行者に加えて車両も検知および作動の対象となった
交差点プリクラッシュブレーキ(右左折時)のイメージ。対向する歩行者に加えて車両も検知および作動の対象となった

 標準あるいはメーカーオプションとして装備する、先進運転支援システム(ADAS)の機能も大幅にアップデートされている。

 まず、ADASパッケージオプションのスタンダード/アドバンス/プレミアムが実装している「交差点プリクラッシュブレーキ(右左折時)」には、新たに『対向車両』の検知機能が追加され、被害軽減ブレーキの作動対象を拡大、従来の対向歩行者のみ検知から大幅な安全性向上となっている。

 もうひとつ、同じくプレミアムが装備する「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」では、異常を検知した際に車両停止機能が作動したとき、新たに車線を維持しながら停止する機能が盛り込まれた。従来はそのまま停止させる機能だったが、25年モデルからEDSSと車線維持支援システム(LKA)を連携させることで、車線内での停車を実現している。

 なお、いずれのADASパッケージオプションともにオプション価格は据え置きとなっている。

 このほか2025年モデルのエルフ2WDでは、車型バリエーションの追加も行なわれ、標準キャブ/ハイキャブに最大積載量1.95トン平ボディ用シャシーおよびバン用シャシー(積載量2トン車の通行規制道路対応車型)、同じく標準キャブ/ハイキャブにセミロングボディ(軸距2.7m)フルフラットローシャシー、標準キャブに最大積載量4トン平ボディ用シャシーおよびクレーン架装用シャシー、同じく標準キャブに小型車枠(4ナンバー)最大積載量3トン/同2.95トン脱着ボディ車用シャシーを、それぞれ新たに設定している。

EDSSの作動イメージ。ドライバーステータスモニターでの異常検知またはドライバー自身のボタン操作で自動停止機能が作動する
EDSSの作動イメージ。ドライバーステータスモニターでの異常検知またはドライバー自身のボタン操作で自動停止機能が作動する

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