日野自動車はこのほど、10月30日~11月9日に開催される「ジャパンモビリティショー2025」(会場:東京ビッグサイト)の出展概要を発表した。コンセプトカー2台および市販予定車3台を含む計9台の車両を出品する。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/日野自動車、フルロード編集部(タイトル写真合成)
出展テーマ
日野の出展ブースは会場東6ホール。『人、そして物の移動を支え、豊かで住みよい世界と未来に貢献する』を出展テーマとし、移動の未来に対する世の中の『問い』に応えるクルマとソリューションを展開する。
出展ブースでは、コンセプトカー2台、市販予定車3台、ダカールラリー参戦車1台を展示するほか、主催者テーマ展示で1台、屋外で1台を展示する。また、11月1日~2日に開催される屋外プログラムでは、ダカールラリー参戦車のデモ走行を実施する。
日野ブース(東6ホール)のコンセプトカー
【初展示】ポンチョドット〈コンセプトカー〉
貨客混載を前提とした小型BEVバス。過疎地など地域住民の通勤・通学や通院の送迎、買物の代行や宅配物の配送、農産物の輸送を1台で担うコンセプトである。超低床小型BEVトラックのデュトロZ EVをベースに、小型バス「ポンチョ」のイメージを踏襲するデザインと専用設計の客室ボディ(全幅1800mm)を架装、さらに地域の道路を低速自動走行することに特化したレベル4自動運転機能も搭載する。
【初展示】プロフィアZ FCV L4コンセプト〈コンセプトカー〉
10月24日から市販を開始する量産タイプの大型FCEVトラック「プロフィアZ FCV」をベースに、レベル4自動運転を可能とするシステムとデバイスを装着したコンセプトカー。カメラやミリ波レーダーなど既存のADAS(先進運転支援システム)用センサーに加えて、LiDARや電子サイドミラー、後方ミリ波レーダー、自動運転表示灯を搭載する。
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