古河ユニックが1台積み車載車のハイエンドモデルを発売! 新型NeoA(ネオエース)は3.5トン積も可能に!!

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足踏みペダルでリアゲートロック解除

新採用の足踏み式リヤゲート連動ロック機構。従来はハンドレバー操作式で身体を屈める必要があった
新採用の足踏み式リヤゲート連動ロック機構。従来はハンドレバー操作式で身体を屈める必要があった

 同じく荷台後部に装備するテールゲート兼用の道板の開閉操作には、新開発の「足踏み式リヤゲート連動ロック機構」を採用した。

 これは連動ロック解除を足踏みペダルで行なう方式としたもので、従来型のハンドレバーに対して、作業者は立ったままの姿勢で操作できるようになった。このロック機構の本体も新開発で、道板格納時のホールド性を高めており、走行中のガタつきをなくしたという。

 道板はスチール製。形状は従来型のユニークな中折れ型ではなく、オーソドックスなストレート・グレーチング型となったが、道板傾斜角は約4.3度で、従来型(5.3度)よりも緩やかになっている。

 車載車のエクステリアで個性を発揮するのが、荷台前端の鳥居(キャビンガード)で、実は車載車メーカー各社がデザインに力を入れている部分である。新型NeoAでは、鳥居の上部側面を前傾させた新形状とし、併せて黒を基調にゴールドのグラフィクスを入れたデカールを配置して、高級車の搬送機会も多い最上位機種らしい上級感を演出した。なお、同デザインで高さを抑えた「低型鳥居」もオプション設定している。

新デザインの鳥居には、全高を抑えた低型鳥居も設定。立体駐車場など天井の低い作業現場で、荷台傾斜時に鳥居の接触リスクが抑えられるオプションだ
新デザインの鳥居には、全高を抑えた低型鳥居も設定。立体駐車場など天井の低い作業現場で、荷台傾斜時に鳥居の接触リスクが抑えられるオプションだ

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【解説&試乗】日野プロフィア2024年モデル フルロードvol.55 本日(12/10)発売!!

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今号では、昨年2月中旬から出荷を再開した日野プロフィアの2024年モデルに試乗。燃費性能と安全性能もアップし、新設計AMTで走りも別モノに進化した新モデルの実力に迫ります。また、「だれでもトラック」いすゞエルフミオEVの公道試乗を実施。AT限定普通免許で運転できるEVトラックの魅力をお伝えします。大好評の「働くクルマの大図鑑」は、飲み物を運ぶその究極のカタチ「ボトルカー」を特集しました。ボトルカーの構造から製造工場のレポート、知られざる歴史、さらにはeキャンターのボトルカーの試乗レポートまで盛りだくさんの内容になっています。