日本初のトラックドライバー特化型カーナビアプリとして2016年に提供開始したナビタイムの「トラックカーナビ」だが、このほどフリート系運営会社のガソリンスタンド情報の拡充や、詳細な検索条件の保持機能等が追加された。新しい機能では何ができる? その詳細をまとめた。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真・図/フルロード編集部・ナビタイムジャパン
ナビタイムのトラックカーナビとは?
ナビタイムのトラックカーナビは、大型車の最高速度緩和に対応した高精度な到着予想時刻表示や、車高・車幅・車長・大型車規制などと車両別に走行実績が多い道路を考慮したルート検索、複数の訪問先の最適訪問順の自動計算、大型車が駐車可能な施設検索など、トラックドライバー向けに特化したカーナビアプリだ。
同アプリは2016年より提供開始して以降、ユーザーの意見を反映させながらトラックカーナビとして年々進化を遂げている。
その進化の1つとして、大型車対応のフリート系ガソリンスタンド情報の充実を図っており、これまでに住所や電話番号などの基本情報に加え、アドブルー計量器設置やトラック駐車スペース、トラック洗車機の有無、法人向けガソリンカードの利用可否を詳細情報で確認できる機能拡充を行なってきた。
スタンドのシャワー/入浴施設の有無まで検索可能に
今回の新しい機能では、さらにフリート系ガソリンスタンドの詳細情報を独自に整備し、ガソリンスタンド検索の絞り込み条件設定を拡充。
従来のカテゴリの指定(石油元売り会社の「ブランド」名、もしくは運送会社向けの「フリート」系の運営会社名)とあわせて、法人向けガソリンカードの指定や、アドブルー取り扱い有無、シャワー/入浴施設の有無を条件設定できる機能が追加された。
さらに、検索条件を保持できるようにし素早く検索できるようになったほか、ドライバーが選択したカテゴリのアイコンを地図に表示することも可能となり、地図上からガソリンスタンドを簡単に見つけることができるようになった。
なお、ナビタイムのトラックカーナビは、地図や地点検索などの基本機能は無料で提供されるが、主要機能を利用するには「プレミアム」、すべての機能を使うには「プレミアムプラス」コースのサブスクリプション契約が必要となる。料金は下図の通りだ。
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