災害時に調剤支援を行なう「調剤支援車」
もう１台、北村製作所の新しい車両をご紹介しよう。
これは、災害などが発生した際は移動調剤薬局として支援を行ない、平常時はいろいろな敷材を搬送できる車両で「調剤支援車」と呼ばれている。
室内には空調設備、トイレ、床下には発電機、後部には能力600kgのリフターを装備。非常時は散薬分包機、電子天秤、作業台、薬品棚、受付カウンターなどを搭載し、調剤薬局として機能する。
車両寸法は、長さ約6720mm×幅約2200mm×高さ約3300mm。車両重量は約4680kg。最大積載量は2400kg。車両総重量は7245kg。乗車人員は2名というスペックだ。
北村製作所には特殊車両事業部があり、ここでは調剤支援車のほか、中継車、電源車、検診車・検査測定車、移動銀行窓口車（ATM搭載車）、大気移動測定車、移動水素ステーションなどなど、たくさんの特殊車両を手掛けている。
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