安全性を強化したオプション
1.旋回領域規制装置 (新オプション)
トラック車両の左右端いずれかを境界線として、ブーム動作(伸、伏、旋回操作)を規制。作業規制領域の切り替えは、スイッチ(運転席側1カ所)で切り替えができる。
2.油温上昇警報装置
作動油の温度上昇を音声メッセージで通知。また、パネルで作動油の温度を確認できる。作動油の温度が80℃に達すると、音声警報「ピー 作動油の温度に注意してください」が鳴動。さらに作動油の温度が 100℃に達すると、音声警報「ピー 作動油が高温です、作業を中断してください」が鳴動する。オプションのオイルクーラーと組み合わせるとより効果的。
小型・中型で定評ある標準装備
1.集中コントロールパネルを一新
各種表示とスイッチをコントロールパネルに集約。個別の専用スイッチを設置するとともに、文字とアイコンで表現することで機能がイメージしやすくなった。。
2.音声メッセージの種類を大幅に増加
クレーンの状態を知らせる音声メッセージを大幅に追加。クレーンの状態をさらに把握しやすくするために、内容を見直した。
3.過負荷防止機能を音声と表示でよりわかりやすく
荷重と転倒の限界が近いことを「音声」だけでなく、液晶ラジコンのディスプレイに警告ランプや文字などの「表示」でも警告することで、周囲の騒音で警報音が聞こえない現場でも、視覚によって確認できるようにした。
4.液晶ラジコンのディスプレイ表示に吊り荷重の拡大表示を追加
従来のクレーンの状態表示に加え、「吊り荷重の拡大表示」も切換・選択することができる。拡大表示画面では、現在吊り上げている荷重と吊り上げ可能な荷重を強調して表示する。
5.吊り荷重の検出にロードセル方式を採用
吊り荷重の検出にロードセルを採用しているので、起伏シリンダの内圧検知方式と比較して、精度が高いだけでなくブーム角度 1°~76°まで制限領域がなく広々作業ができる。
販売価格(シャシーは除く)は、URG500ASシリーズ[2.93t 吊(アウトリガ最大張出幅:3.9m)]が480万5000円~、URG500Aシリーズ[2.93t 吊(アウトリガ最大張出幅:3.8 m)]が466万5000円~、URG500AHシリーズ[2.93t 吊(アウトリガ最大張出幅:3.4 m)]が567万5000円~となっている。年販目標は800台。
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