明日から「商用車テレマティクス&運行管理システムEXPO」開催

明日から「商用車テレマティクス&運行管理システムEXPO」開催

東京ビッグサイトで3日間、いすゞもUDトラックスも出展します

明日5月30日から6月1日までの3日間、東京ビッグサイトの西3・4ホールおよび会議棟において「商用車テレマティクス&運行管理システムEXPO」が開催されます。これは、モバイル/ワイヤレス専門展示会として実績のある「ワイヤレスジャパン2012」と併催されるもので、今年が第1回目。実はこの展示会、弊社好文舎も企画に協力しており、主催の日本イージェイケイ/ リックテレコム/パラボックスから企画の相談を受けた際、「これから商用車テレマティクスの分野はますます重要性を増すはず。ぜひ展示会の柱に!」と進言した経緯があります。トラックメーカー系のテレマティクスとしては、いすゞ自動車の「みまもりくんオンラインサービス」やUDトラックスの「UDインフォメーションサービス」、日野自動車の「ひのこんぱす」、三菱ふそうの「エコフリートPRO」がありますが、このうち「商用車テレマティクス&運行管理システムEXPO」には、いすゞ自動車、UDトラックスが出展します。
いすゞ自動車の「みまもりくんオンラインサービス」は、モバイル通信とインターネットを融合させた新世代商用車テレマティクスサービスで、リアルタイムに収集された車両の運行データは、パケット通信を介し「みまもりセンター」のサーバーに格納。インターネット環境さえあれば時間、場所などの制約無く、車両の運行情報、乗務員の運転操作の状況、車両の現在位置及び稼働状況など必要な情報が取り出せるクラウド型のシステムです。今回の出展では、このシステムを自由に体感できるTouch&Try コーナーや、みまもりくんで取得した位置データを基に災害など緊急時にトラックが運行できる道路を地図上で表示する「トラック運行情報マップ」などを紹介します。

IMG_9934.JPG

UDトラックスの「UDインフォメーションサービス」は、ポスト新長期規制に適合した大型トラック「Quon(クオン)」と中型トラック「コンドル」に搭載した多目的ディスプレイから自動で発信される車両コンディションや運行状況などの電子情報を、UDトラックスが集約・分析し、ユーザーの車両の燃費改善や計画的な整備の実施、車両の稼働率向上に有益な情報をレポートにして提供するなど、ビジネス効率化の支援や提案を推進するサービスです。今回は、多目的ディスプレイ実機とパネルで紹介。 また、スマートフォンから車両の位置や作業内容、動体情報などを確認することが出来る運行管理者向けのソリューションを参考出展します。 さらに中型トラック「コンドル」MK の実車も登場。UDインフォメーションサービスを提供するベースとなる車両の電子情報を自動で発信する多目的ディスプレイを標準装備し、昨年7月から発売している積載量4トンクラスの中型トラックです。

505Z2549.JPG

「商用車テレマティクス&運行管理システムEXPO」には、ITS分野の中でも大きくクローズアップされているこれら路車間通信、車車間通信、およびトラック物流での通信IT技術を中心に焦点を当てます。さらに専門家のカンファレンスを企画し、GPSを採用した運行管理システム、最新の通信技術やWebを利用した集荷情報システム、デジタコやドライブレコーダーと連動した運行情報技術、RFIDを利用した貨物管理システムなど「儲かるトラック輸送の形」や「安全走行への展望」などをテーマとしたカンファレンスも実施する予定。もちろん入場無料なので、是非ご覧ください。詳細は次のURLへ。
http://www8.ric.co.jp/expo/wj/st.html

 

 

 

最新号

【特集】進化の極みへ ボルボFH2025年モデル フルロードvol.58 本日(9/10)発売!!

【特集】進化の極みへ ボルボFH2025年モデル フルロードvol.58 本日(9/10)発売!!

自動車雑誌ナンバーワンの「ベストカー」が自信をもってお送りする本格派のトラックマガジン!! 今号では…