ヨーロッパをはじめ世界経済はなお一層不透明感が漂うものの、トラックは景気のけん引役、2012年もこの調子で頑張ってほしいですね。以下は三菱ふそうの昨年の世界販売が約5%増加したというニュースです。
三菱ふそうトラック・バスは(以下:MFTBC)は、2011年の世界販売台数が、14万7653台と前年比で約5%増加したことを発表した(2010年:14万0680台)。海外販売は、前年同期比4%増の12万0694台(同:11万5893台)となった。
主要地域別には、東南アジアが10%増の6万6321台(6万0281台)、そのうち最大の市場であるインドネシアが10.7%増の6万1682台(同:5万5728台)と過去最高の販売台数を2年連続で更新。北アジア地域の台湾は41.9%増の1万1643台(同:8203台)。また北米は、13.4%増の4200台(同:3704台)と回復するとともに、ロシアは151%増の1992台(792台)と大幅に増加している。
国内販売は、震災の影響があったにもかかわらず、年後半から復興需要および受注残の解消により、前年同期比8.8%増の26,959台(同:24,787台)を確保しました。
アルバート・キルヒマンMFTBC社長兼CEOは、「2011年は日本国内で震災が発生、サプライチェーンの寸断により、生産を一時止める結果となり、全世界のお客様にご迷惑をお掛けしました。しかしながら、早期の生産再開、挽回を行うことで、当社は力強い復活を遂げることが出来、前年を越える販売台数を確保しました。また、環境に優しく、燃費性能が高い商品ラインナップが国内外のお客様に評価いただいたことに対し感謝致します。」と述べている。
なお今年最大市場のインドネシアでは、1971年の市場参入からの累計販売台数90万台を達成する見込み。
またオーストラリアでは、2011年小型バス「ローザ」がシェアトップを記録するとともに、トラック・バス合計3875台で、日系メーカー第2位のシェアを確保している。
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