Hondaの次世代FCモジュール
Hondaは水素燃料電池が使われ始めるコア領域として乗用車と商用車、定置発電機と建設機械の4つを挙げている
次世代FCモジュールでホンダの燃料電池も3世代目となり、大幅なスペックアップと低コスト化の実現を目指している
Hondaの現行型FCモジュールを搭載するアメリカントラック
単純な電動化では積載量や航続距離が制限される大型商用車は、燃料電池の応用が期待される分野だ
発電機も燃料電池の応用が期待される分野で、HondaはACTエキスポで1/10サイズのモックアップを展示する
米国の大型トラックにHondaの燃料電池を搭載するコンセプトは2024に公開されている
このコンセプトトラックは実際にカリフォルニア州内を走行し、現実世界で試験されている
コンセプトトラックには現行型のFCモジュールを搭載する
FCモジュールは「CR-V e:FCEV」と同じだが、キャブバックなどに合計3機を搭載
車両は第五輪を備えるトラクタで、ボックスバンや車載車など様々なセミトレーラと組み合わせることができる
ホンダは乗用車メーカーだが、トラックメーカーや運送業界のパートナーとなる方法を模索している
Hondaの乗用車の輸送にもFCEVトラックが活躍するかもしれない
現行のコンセプトでは本来はスリーパーを搭載するスペースにFCモジュールなどが置かれている。商用化には更なるコンパクト化・高出力化が不可欠で、次世代モジュールによりどこまで実用的なトラックになるか楽しみだ