豊田自動織機の無人搬送フォークリフト「リノバ AGF」。同車は磁気棒やレーザー反射板などのインフラ設備が必要な磁気誘導式やレーザーリフレクタ式、車両のみで自律走行できるレーザーSLAM式など3タイプを設定している
トラック荷役に対応した豊田自動織機の自動運転フォークリフト。有人走行への切り替えも可能だ
こちらは4本爪タイプのトラック荷役対応自動運転フォークリフト。写真では見にくいが、フォーク間の緑色に見える部分にパレット荷役用のカメラ+3D‐LiDARが備わっている
トラック荷役機能を搭載したレーザーSLAM式自動運転フォークリフト。倉庫内荷役においては、従来からある「磁気誘導式」や「画像認識方式」、現在広く普及している「レーザーリフレクタ式」などのほうが効率がいいケースもある
荷降ろしのデモでは、AGVやAMRで運搬可能な架台に積荷を運ぶ作業を実演
今回の自動運転フォークリフトには搭載されていないが、荷姿異常への対応技術の開発も進められている。写真は会場で公開された「AI荷姿判定」のデモ映像
こちらはスマートチルトのデモ映像。パレットが水平でない状態でそのまま爪を差し込むと、荷崩れにもつながる
サイドのカメラ+3D‐LiDAR。こちらもトラック荷役に用いられるセンサーで、荷物を運ぶ際に荷台との距離などを測定している
ルーフ部に設置された位置検出用の3D‐LiDAR
フロントの障害物センサー
リアの障害物センサー
コカ・コーラの白州工場倉庫に導入された4本爪タイプの自動運転フォークリフト。同工場では、製品を製造してから倉庫に保管するまでの工程を自動化する自動倉庫化を進めており、自動運転フォークリフトが本格稼働すれば、製造〜トラックの積み込みまでの全工程が自動化されることになる
花王の豊橋工場にはトラック荷役対応自動運転フォークリフト2台が稼働中。同花王工場のように2台同時稼働(ウイング車の両側面で同時に積み込み)した場合、大型車(単車)での作業時間は約25分ほどだという