商用車のコネクティビティがスゴいことに! ドライバー向けアプリも登場した「いすゞMIMAMORI」独走の秘密

機能は3つ「エコドライブ」「動態管理」「法令遵守」

 
 エコドライブは、乗務員に対し運転中に省燃費運転となるような運転方法を音声で的確にアドバイスするもの。さらに「エコドライブトレーニングレポート」ではエコドライブ・安全運転度合を採点、ランキング表示し、改善ポイントを明確にするなどの機能も備えている。

商用車のコネクティビティがスゴいことに! ドライバー向けアプリも登場したいすゞMIMAMORIの独走の秘密
エコドライブトレーニングの画面

 動態管理は、車両位置や運行状況をリアルタイムに確認するもので、新機能も加わり多彩なサービスが用意されている。列記すると、車両位置お知らせサービス、輸送状況お知らせサービス、運行軌跡サービス、運行軌跡ガントチャート表示、ジオフェンス入出お知らせサービスなどとなっている。

商用車のコネクティビティがスゴいことに! ドライバー向けアプリも登場したいすゞMIMAMORIの独走の秘密
MIMAMORIの動態管理画面(車両のクラスタリング表示)

 また、ドライバーステータスモニター連携という機能もあるのだが、これがなかなかユニークなもの。ドライバーの目の動きをモニタリングし、脇見や居眠り等を検知。車両側ではドライバーに音声で警告するとともに、事務所側にもリアルタイムにその情報を伝えることができるのだ。

 最新のギガに搭載しているドライバー異常時対応システム(EDSS)は、ドライバーの異常を検知すると車両を緊急停車させるものだが、MIMAMORIはその情報を事務所側に知らせることもできるのだ。MIMAMORIはセーフティドライブにも寄与していることがわかる。
 
 法令遵守もMIMAMORIの大切な機能である。これには運転日報の作成、デジタコデータを通信で取得・チャート化するインターネットデジタコ、乗務員毎の乗務時間等が分かる拘束時間管理表の作成ができる労務管理サービス、車検・点検の予実管理ができる車検・点検予定表などのメニューがある。

 オプションとなるが、点呼酒気帯確認を定量的に測定するアルコールチェッカーとの連携もでき、これも法令遵守の項目に入るだろう。

よく使われている機能と料金

 MIMAMORIでよく使われる機能をあげると、車両位置お知らせサービスに加えて、運転日報、インターネットデジタコ、労務管理サービスだという。働き方改革もあるが、運送事業も労務管理の厳格化が求められており、煩雑で手間がかかる業務をサポートするツールとしてもMIMAMORIは認知されている。
 
 ちなみに価格だが、MIMAMORIのコントローラ基本キットが車両1台につき11万3025円、基本サービスは1台につき月額990円となっている。

新たに加わった「MIMAMORIドライバー向けアプリ」3月1日運用開始!

 そんなMIMAMORIに新たに加わったのが運行管理スマートフォンアプリ「MIMAMORIドライバー向けアプリ」だ。もちろん国内商用車メーカー初で、MIMAMORIの契約者が利用できるサービスとして今年3月1日から全国一斉に運用を開始する。

 MIMAMORIと連携したこのスマートフォンアプリは、新しいサービスとして運行前の日常点検と荷役作業の機能を追加し、このアプリを利用することで確認作業を効率化することができるというもの。

 日常点検機能は、2019年に発表した日常(運行前)点検アプリ「PRE START CHECK」のトライアルを通じて改良を重ねたもので、これまで2人で実施していた点検作業を1人で行なうことが可能になり、省人化と作業時間の短縮を図ることができる。

 さらに、スマートフォンで点検データの記録管理も可能。また、従来のMIMAMORIの機能である労務管理、位置情報も本アプリで利用することができる。

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