いすゞ、中型トラック「フォワード」を全車コネクテッド化

いすゞ、中型トラック「フォワード」を全車コネクテッド化
いすゞ自動車は、中型トラック「フォワード」を改良し、本日より全国一斉に発売した。
今回の改良では通信端末を標準搭載することによりコネクテッド化し、車両コンディションの遠隔把握及び本データを活用した高度純正整備「PREISM(プレイズム)」の実施が可能になった。また、安全性向上アイテムの追加、高度OBD対応等、総合的な商品力強化を実施する。
その概要は以下の通り。
●遠隔データを活用した高度純正整備「PREISM(プレイズム)」で稼働を最大
今回の改良では、これまでオプションとして展開していた通信端末をフォワード全車に標準搭載。車両心臓部のコンディションを、インターネットを介してユーザー自身で把握可能になる。また、同時にいすゞも車両の詳細データを把握。これにより、2015年より大型トラック「ギガ」で展開をはじめ、2018年には小型トラック「エルフ」にも展開した「PREISM」がフォワード全車で実施可能となった。
「PREISM」は、車両コンディションデータの活用により「未然に防ぐ・すぐ直す」をコンセプトとした高度純正整備で、休車時間の短縮に貢献するサービスのこと。また、いすゞのキャプティブファイナンス会社であるいすゞリーシングサービスとのメンテナンス契約により、いすゞが責任を持って「PREISM」を実施する「PREISMコントラクト」の提供も開始。これは車両の稼働最大化に貢献する。
●安全性能の向上と法規対応で更なる商品力強化を実施
アクセルとフットブレーキを同時に作動させた場合ブレーキを優先させる「ブレーキ・オーバーライド・システム」を全車に標準装備した。また、車両総重量8トン未満の車型にサイドアンダービューミラーを標準装備。これにより、フォワードのすべての車型にサイドアンダービューミラーが標準装備された。また、エンジンと排出ガス後処理装置に各種センサーを追加・変更し、排出ガス性能にかかわる装置の故障診断の要件強化(高度OBD規制)に対応する。

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