スカニアは保守・デジタルサービスの「サービス360」パッケージの拡充を発表し、新たに中古車とバッテリーEVが対象に加えられた。
BEVの新型車と内燃エンジンの中古車の販売が増えているためだといい、純正サービスの導入により、バッテリーを含む様々なニーズに対応できるようになった。パワートレーンや用途に関わらず、生産性を高め、持続可能性を向上するという。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/Scania CV AB
中古車とBEVでも「サービス360」を提供
スウェーデンを本拠とする大手商用車メーカー・スカニアは2026年4月16日、保守・デジタルサービスの「サービス360」ポートフォリオを拡充し、電気自動車と中古車が対象になったと発表した。
サービスの拡大は、バッテリーEV(BEV)の新型車と、内燃エンジンの中古車の販売が拡大しているためだといい、どのようなビジネスにおいても顧客の収益性に貢献するというスカニアのコミットメントを強調している。
サービス360は2024年に導入されたもので、スマートなメンテナンス・保守計画とデジタルツール・サービス一式を基盤としている。フリートの規模やパワートレーンの種類にかかわらず、カスタマイズされたパッケージを運行タイプに合わせて提供するものだ。
今回、中古車の顧客でもサービス360が利用可能になった。
価格に敏感な中古車セグメントでは、「コア」「プラス」「フル」「プロ」の4つのパッケージを選択可能で、コアパッケージによる基本的なメンテナンス&モニタリングから、プロパッケージに含まれる追加の予防整備、パワートレーン修理まで、様々なレベルで純正のサービス&メンテナンスを提供する。
いっぽう、BEVトラックを所有する顧客は「フル」パッケージの利用が可能になった。
スカニアの上級副社長でトラック部門のトップを務めるラース・グスタフソン氏は次のように話している。
「電気駆動のトラックでは、お客様には車両を最大限に活用することに集中していただきたいと考えています。このためサービスレベルを『フル』一つに絞って必要なサポートを提供します。修理やシステムとのインタラクション、予期していなかった問題などは、全てスカニアが担当し、解決します」。
サービス360の拡充は、より競争力のあるカスタマイズされたサービスを提供するために実施したといい、グスタフソン氏は「お客様に寄り添い、その悩みを理解し、提供するサービスを拡充することは、より多くの事業者様のビジネス上のニーズをカバーすることに繋がります」と話している。
同氏によると、サービス360の根本的な目標は、パワートレーンの種類や運行方法、ビジネス分野に関わらず、顧客の利益率と持続可能性を高めることだという。
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