ヤマト運輸、三菱ふそう、ティアフォーの3社が高速道路で「自動運転セミトレーラ」の実証実験を行なうと発表! 実施期間は来年1月〜2月なので、わずか3ヶ月後だ。一体どんな中身になるのか?
文・写真/トラックマガジン「フルロード」編集部
3社が行なう自動運転セミトレーラ共同実証の中身
ヤマト運輸、三菱ふそうトラック・バス、ティアフォーの3社は2025年10月10日、国交省が公募した「自動運転トラックによる幹線輸送の社会実装に向けた実証事業」で、自動運転セミトレーラによる幹線輸送の共同実証が採択されたと発表した。
実証では、三菱ふそうとティアフォーが開発する自動運転機能付きセミトラクタと、ヤマトグループのトレーラを連結させた「自動運転セミトレーラ」を使用。
ヤマトグループの関東〜関西の拠点間の幹線輸送に使用し、実業務のオペレーションにあった運用や、車両の性能、安全性を検証する。
本実証で得られた知見をもとに自動運転技術の向上を図り、将来的にはレベル4(高度運転自動化/特定条件下で無人の自動運転が可能)の自動運転セミトレーラをヤマトグループの幹線輸送で活用することを目指す。
実証期間は2026年1月〜2月で、使用車両は1台(セミトラクタ+セミトレーラの1セット)。三菱ふそうが自動運転機能対応の大型トラック「スーパーグレート」のセミトラクタを開発し提供。自動運転技術はティアフォーが提供する。
主な検証内容は以下の4点となっている。
・自動運転セミトレーラの性能、安全性、走行時間
・ヤマトグループの実業務に合わせた物流拠点内オペレーション
・自動運転セミトレーラを遠隔管理する際のオペレーション
・走行時の基礎データの取得





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