チョットだけよ~! 最新「フルロード」冬来たりなば春遠からじだ! 第12報
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コラム
見たこともないトラックの競演! 「世界のトラック2020」その他の国々編
世界のトラックに精通しているはずのフルロード編集部ですが、世界各国にはまだまだ知らないメーカーの知らないトラックがたくさんあるんですね。先進国のトラックの解説をお願いした多賀まりお氏に引き続き、緒方五郎氏には主に発展途上国のトラックを中心にまとめてもらいましたが、今号で一応のピリオドを打つシリーズ「世界のトラック2020」最終回は、まさに見たこともないトラックが大挙登場する、その他の国々編。トラック大国になるには、人口が多く経済規模が大きいこと、自動車産業が発達していることが条件で、欧米や中国、インド、そして日本がその条件に当てはまります。でも、そうじゃなくてもトラックを生産している国は、世界にたくさんあるんですね、かつての超大国・ソビエト連邦を構成していた国々には、その遺産であるトラック工業が残り、旧ソ連圏の需要に応えてきました。また、自動車工業国の韓国やトルコは近年、トラック需要、そして輸出を拡大させており、トラック大国となる可能性があります。いっぽう、欧州のチェコは、小国ながら自動車産業の歴史が長く、独自のトラック技術で存在感を輝かせてきました。さらに元社会主義国のセルビア(旧ユーゴスラビア)やルーマニア、現共産国の北朝鮮には、主として国家体制維持の目的からトラックを国産化してきました。そして、地域大国のイランやブラジルには欧米トラックメーカーが進出し、古くから現地生産が進められ、独自モデルを産む土壌がありました。今回の「世界のトラック2020」では、これらの国々に加え、前号の中国車編で収まりきれなかった6位から10位のメーカーのトラックも取り上げ、誌面一面、見たこともない世界各国のトラックのオンパレード! これは楽しい、これは見逃せません!
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